「花の巡視員早坂優 追っかけまーす!」
CV:佐々木るん
概要
スズキ・セルボのミニパトに乗るミニスカのハリキリ巡視員。現在の「女性警察官」を意味する『婦警(婦人警察官)』と呼ばれることを嫌っているのか、「巡視員」であることを強調することがある。本人は「花の巡視員」を自称することもあるが、彼女に検挙された者は「恐怖のハリキリ巡視員」と呼ぶ者もいる。
モデルは早見優で、名前にも表れている。
原作とアニメでは初登場のパターンが異なり、原作では単行本1巻最後の話で女暴小町と交通違反に絡んで路上で揉め、たまたまそこに現れて止めに入った風見潤が乗っていたケンメリGT-Rのオーバーフェンダーを整備不良車と勘違いして追尾した際に踏切でエンストしたところを助けてもらったことで好意を持つようになる。風見が止めに入った時に新米と言われてカチンとする描写もあった。アニメでは1話から登場し、暴走族を追跡していた風見を止めている。そのアニメ1話では小町が未登場(2話から登場)のため、エンドロールの順番は彼女の登場時は先に表記されている。
小町の父で、同じ警察官の小野誠三郎のことは警察学校時代からの憧れであることを打ち明けている(アニメ2話)。ただし特別高速隊の那智徹(原作での那智渡の双子の弟)とは管轄が違うこともあり面識はない。
サーキットGP編では、原作では実況ヘリにちゃっかり乗り込んで実況マイクを私物化する姿があるが、アニメでは未登場のチャコこと南条久子のポジションを受け持ち、小町・松桐坊主と共にMDM(メカドックモドキ)としてフェラーリ・308GTBでレースに出場する。
登場車両
スズキ・セルボ(初代)
優がメインとして乗るミニパト。車体に描かれている警察名は原作は警視庁だが、アニメでは横浜市警となっている(本来なら神奈川県警)。
原作では交通違反を繰り返すコルベット追跡のために風見に「違法改造にならない」ようにとチューンを頼み加速重視のゼロヨン仕様にチューニング。しかし走りを安定させるためのワイドタイヤが違法改造だった(当時)ことで風見を注意している。
キャノンボール編ではホイールに凶器を仕掛けていたセリカスーパーシルエットを捕まえるために捕獲用のウインチを装着していたが、捕獲後のことを考えてなかったためさすがにそのパワーには勝てず、最終的にはリバース(バックギア)でセリカのウイングを破壊して切り離した。なお走行中からいきなりバックに入れることは物理的に不可能である(万一できたとしてもミッションを破壊する危険性がある)が、作中では「マンガなので・・・」と但し書きが加えられていた。
アニメでは2話で小町のヨタハチを取り逃がした時にメカドックに持ち込み、風見の提案でオーバーホールを施している。一時的にメカドックステッカーを貼っている描写もあった。
原作終盤で購入した車両。半年かかりで見つけた極上車である。小町との風見をめぐる決着の際にはヨタハチと共にレストアとブレーキ強化を施している。何故か覆面用のパトランプを用意している。
フェラーリ・308GTB
アニメのサーキットGPで自らのコネを駆使して借りた車両。原作では南条久子がハンドルを握るが、その際は風見らが自分の車両で手一杯であることを配慮して、チューンする必要のない車両として用意した。
余談
女子サッカー選手に同姓同名の選手がいるが、直接的な関係はない。ただしメカドック連載中の1984年生まれである。