鯛焼き名人アルティメットフォーム

たいやきめいじんあるてぃめっとふぉーむ

『仮面ライダー剣』第五の仮面ライダー・・・ではない。

データ

（※）正確なスペックが不明なので追記募集中

30話「失われた記憶」に登場

『仮面ライダー剣』に登場する五番目の仮面ライダー…ではなく、仮面ライダーカリスこと相川始のそっくりさんで、たこ焼き屋いろは組の跡取りである三上了が、いろは組とほへと組の対決のために装着した強化スーツである。

上半身はヘルメットとアーマーで覆われ、下半身はジーンズ、脛にはプロテクターを着けている。

胸にあるスイッチを入れるとスペシャルターボ状態となり凄まじい速さで鯛焼きを焼く事が出来る。

「スピードはともかくちゃんと焼けてるのか？」、「そもそも脱いだほうが動きが良くなるんじゃないか？」というツッコミには目をつぶってあげよう（涙）。

制作者はたい焼き屋ほへと組の頭目・鯛二郎。彼は伝統を重んじるいろは組とは逆に、バナナ入たい焼き(これがヒットして商売敵のいろは組に打撃を与えた)や「鯛焼き名人養成ギプス」といった、珍妙なアイディアに基づく発明で勝負する気質であり、このスーツもその産物(おそらく最終兵器)と思われる。

言うまでもなく「鯛焼き製作用スーツ」なので戦闘力は皆無である。

しかし劇中では、恋人である未知を襲ったサーペントアンデッドに対して怒りを爆発させ…

何と鯛焼きの鉄板で殴りかかった！

この攻撃によりサーペントアンデットは顔面が焼け爛れる大ダメージ（鯛焼きの痕まで付いてる）を負い、敗北寸前だったカリスを見事勝利に導いたのであった。大健闘である。さらにこの行動がきっかけでいろは組とほへと組も和解、あらたに「いろはにほへと組」が結成され、了と未知は結ばれたのだった。

ちなみにPS2版のゲームでもプレイヤーキャラとして使える。性能はお察しください。

時を経て2020年11月25日、仮面ライダー図鑑に「仮面ライダー剣」が追加された。その中のライダー図鑑になんとこの形態が紹介されたのだ。無論、擬似ライダーカテゴリとしての掲載だが、「タイ焼き名人、アルティメット・フォーム」という16年越しの公式表記の判明もあり、多くの笑いを呼んだ。

なお、掲載された台詞には「アルティメットフォーム！　スペシャルターボ！」と書かれており、なにやら矛盾もある。