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なかにし礼の編集履歴

2021-01-02 20:15:11 バージョン

なかにし礼

なかにしれい

なかにし礼は、日本の作詞家、小説家。

概要

1938年9月2日、満州国牡丹江省(現在の中華人民共和国黒竜江省)牡丹江市に生まれる。

両親は北海道小樽市から渡満して酒造業で成功を収めていた。

終戦後の引き揚げでは家族とともに何度も命の危険に遭遇、この体験は大きな影響を与えた。

やっとの思いで小樽に辿り着くも、兄の事業が失敗し東京青森などを転々とし、中学生の時には品川区大井町に落ち着く。


高校卒業後、一浪して1958年に立教大学文学部英文科に入学するが、中退と再入学と転科を経て、1965年に同大同学部の仏文科を卒業する。


最初の妻との新婚旅行中に静岡県下田市のホテルのバーで映画『太平洋ひとりぼっち』(1963年公開)を撮影中の石原裕次郎と偶然出会い、彼の勧めで約1年後に作詞作曲した楽曲を自ら石原プロに持ち込み、数か月後『涙と雨にぬれて』として売り出されてヒット。作詞家としての一歩を記す。

1969年には、手掛けた作品の総売上が1,000万枚を超え、コンサートや舞台の演出、映画出演、歌、作曲、翻訳、小説・随筆の執筆やラジオパーソナリティ、TV番組の司会なども手掛けた。


1998年に少年時代から70年代の自分と兄の確執を描いた小説『兄弟』で第119回直木賞候補となり、2000年に『長崎ぶらぶら節』で第122回直木賞を受賞した。

小説『てるてる坊主の照子さん』は、NHK連続テレビ小説てるてる家族』の原作になっている。


2020年12月23日、心筋梗塞のため死去。享年82歳。


関連項目

豊川悦司:『兄弟』のドラマ(1999年)で禮三(なかにしがモデル)を演じる。

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