「ラノベにもありがちな展開の使い潰される哀れな勇者になるのはゴメン被るよ」
プロフィール
職業 | 賢者・冒険者 |
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年齢 | 20~歳(召喚当時) |
種族 | 人間 |
固有スキル | 深遠 |
スキル | 鑑定・アイテムボックス・風火水土氷雷・神聖・聖・回復魔法 |
拠点 | 不明 |
妻/仲間 | ジェナ(魔族)、ヴァウラ(巨人族)、リュドミラ(エルフ) |
仲間 | サンデル(巨人族) |
概要
2014年にアスタフィエフ王国によって勇者召喚された大学生。本名は松本和希。ムコーダ一行の登場する本編では既に故人。
全魔法を扱え(種族魔法以外)召喚当時から魔道に卓越したスキルを持つ人物。
ムコーダが勇者召喚される600年前に二人の勇者と共に召喚され、王族の豪遊ぶりに不信感を抱き賢者の力を使い潰される事を恐れてステータスを書き換え周囲に無能と思わせた。そして自立を申し出て意図的に出国に成功しカズと名を改め冒険者としての生活を始めていく。
魔族に強い関心を示し、魔属領アンドラス国では様々な魔力を学んだ。そして魔族達の祖国である大陸を目指すべく方法を探し転移の魔法陣に着目する。
『オルヴィオの研究日誌』を元に『深遠』で研究を始め、携帯式の転移の魔法陣を発案し試行錯誤の末に携帯型転移魔道具を開発。魔力を高めるべくSランク冒険者に昇進し、死に物狂いで魔族の大陸へと渡った。
そこで出会った魔族の美少女ジェナを見初めて結婚。巨人族の青年サンデルと交友し、三人で臨時パーティを組む。サンデルの願いで妹のヴァウラを二人目の妻として娶り、二人の希望で人族の大陸へ戻った。道中でエルフ族のリュドミラから求愛され、三人の妻を娶る。
ダンジョンで入手したエリクサーで寿命が三倍伸び、ヴァウラとジェナを順に看取り、リュドミラに看取られる形で死去した。大発明をした偉人であるが神々の加護は与えられなかった。
リュドミラはエルフなのでエリクサーなどで寿命を延ばして、ムコーダが召喚された時代で生きてるとしたらその姿は老婆であると思われる。
新たに開発した石板型魔道具は未来の同胞に委ね、自叙伝と共に盗賊王の手に渡り、後にムコーダが発見する事になる。そして、深読みしていたムコーダは創造神デミウルゴスに「魔族領に行くも行かぬも自由にしていい」と許可を取った結果、なかったことにされた。
中盤までムコーダと共通した人物であるが、三人の美人な嫁を娶りそれぞれ子供を一人ずつ儲けてとても幸せな人生を送った。なお、召喚された時期はムコーダと二年差だが異世界では約600年でかなりの時間差がある。
ちなみに同郷の勇者二人は序盤のみしか記されておらず、カイト達のように逃亡したか戦死したか不明。ムコーダの時代ではアスタフィエフ王国は既に亡国となりレイセヘル王国と同じ末路を迎えた。
人物
職業が賢者である事から元から頭脳明晰であった事が伺え、向上心も高い研究者気質。
無類のライトノベルを好み、召喚された当初はテンションMaxで
「異世界召喚キタ━━━━━━━━m9( ゜∀゜)━━━━━━━━!!」
状態だったが現状を見据える冷静さを併せ持っており、行動の速さと判断力に優れている。好奇心から別大陸に渡ろうとするなど無謀かつ大胆な一面もある。
固有スキル「深遠」
カズ限定の固有スキル。
魔法に関係する内容のみ理解力を深めることができ、一般人なら何年も修行しなければ使用できない魔法や魔道具、魔法陣の作成を短時間で習得する事ができる。
転移魔道具
カズが開発した転移の魔道具。各地に嫁の出身地に携帯型転移魔道具を設置し起動呪文を唱えることで転移できる。
・ジェナの出身地(魔族領)へ行く場合→「ジェナ、愛してる!」
・ヴァウラの出身地(魔族領)へ行く場合→「ヴァウラ、愛してる!」
・リュドミラの出身地(人族の大陸)へ行く場合→「リュドミラ、愛してる!」
異世界語ではなく、もちろん、日本語で…ある。
説明書や自叙伝もなるべく悪用されないようにあえて日本語で書いたので、日本人しか使えない。何故、他人の嫁に告白せねばならないのか。それはカズが非常に愛妻家であったからである。
ダンジョン功績
自叙伝ではダンジョン踏破をしたという記録はない。
しかしエリクサーを入手して寿命を伸ばしているので、それなりの深層階まで到達していた実力を持っていたと考えられる。
書籍版
1巻
ムコーダ一行のフェルが昔出会った賢者にヒーリングマッシュルームはエリクサーの材料の一つと聞いたシナリオが追加されており、過去にカズがフェルに接触した可能性がある模様。
9巻
ムコーダ一行は創造神の神託により盗賊王の隠れ家に行きカズの日本語で記された転移魔道具を手に入れた。
10巻
カズの過去公開予定。