悲愴感

ひそうかん

悲しみを感じている様子、もしくははねるのトびらから誕生した音楽ユニット。

曖昧さ回避

はねるのトびらで影が薄いドランクドラゴン鈴木拓とロバート山本博、そしてプライベートで仲がよく、歌手デビューしたいという願望を持っていたアンガールズ田中卓志の３人で結成した音楽ユニット。

元ネタは明らかに「羞恥心」。

名付け親はドランクドラゴン塚地で、「この羞恥心ならぬ悲愴感の…」発言から誕生した。

当初は無許可で結成したということもあり誰も彼らを認めず、メンバー全員から非難されていたが、YouTubeでの動画視聴回数が23万回を突破、さらには彼らの低姿勢かつ強引な営業活動が功を奏したのか、番組公認ユニットにすることに成功。2008年7月に「悲愴感」でCDデビューを果たした。

そしていざCDが発売されると羞恥心を抜くなど人気爆発し、各メディアから引っ張りだこになるも、「想像以上に人気が出てしまった」「人気者として扱われるプレッシャーに耐えられない」という理由から同年9月に解散を発表した。

9月20日に行われた解散ライブでは本家『羞恥心』がサプライズで登場し、『羞恥心』とのコラボが実現した。本家である羞恥心側はさぞかし迷惑していたかと思いきやいざコメントを求めると悲愴感のCDについてもつるの剛士、上地雄輔が購入し、野久保直樹は「上地から貸してもらう予定」と完全に受け入れていた。

しかし、その後の打ち上げでHEY!HEY!HEY!スペシャルに出演することをメンバーに打ち明け、9月29日放送回で一夜限りの復活を果たした。

目立ちたいからという理由で結成されたこのユニットだが、悲愴感が解散し、2012年に番組が終了してからというものの、山本はロバートとしての活動が増えた他ポケモン愛好家としての一面を見せ人気を得た。

田中はバラエティ番組でいじられキャラとして人気を得たほか、鈴木も「逃走中」で炎上芸人として話題になり、連続テレビ小説「まれ」に出演するなど徐々にではあるがメディアへの露出が増えている。