概要
一番外側に嵌められた地面と接する部分で、ゴムや鉄などで作られる。
内部の形状によって「バイアスタイヤ」、「ラジアルタイヤ」、「バイアスベルテッドタイヤ」に大別される。
さらに使用目的別の設計構造の違いから「チューブタイヤ」、「チューブレスタイヤ」、「ソリッドタイヤ」、「ランフラットタイヤ」などが存在する。
四輪自動車においても最も根幹となる備品の一つであり、一般ユーザーも5年程度での経年劣化や、季節、オフロード走行、モータースポーツへの参加などで随時細やかな交換を留意しなければならない。
エンジンやマフラーに比べると地味ではあるが、1t前後ないしそれ以上の重量を持つ自動車が唯一地面に接している部品であるため、重要度は非常に高い。特にサーキットレースではタイヤの違いが秒単位の差を生み出して即勝敗に直結するというケースは珍しくない。
また走り屋漫画の金字塔『頭文字D』では、タイヤマネジメントの差で決着するバトルが非常に多い。
日本では大手のカー用品が取り扱っている他、個人客向けのタイヤ専門店も大手中小問わずたくさん存在する。
主なメーカー・ブランド
・日本
住友ゴム工業(ファルケン)(アジア圏のダンロップの商標権を所持)
・海外
ナンカン
ネクセンタイヤ
ファイアストン(現在はブリヂストンの北米向けブランド)
