魅惑の香りで虫を誘う二輪の美しき花よ!
今一つとなりて、その花弁の奥の地獄から、新たな脅威を生み出せ!
融合召喚!現れろ、餓えた牙持つ毒龍!
レベル8!スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!!
概要
『インベイジョン・オブ・ヴェノム』で登場するレベル8・闇属性・ドラゴン族・攻撃力2800の融合モンスターであり、同パックのパッケージも務める。
カードテキスト
星8/闇属性/ドラゴン族/攻 2800/守 2000
トークン以外のフィールドの闇属性モンスター×2
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を選び、その攻撃力分だけこのカードの攻撃力をターン終了時までアップする。
(2):1ターンに1度、相手フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
(3):融合召喚したこのカードが破壊された場合に発動できる。相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
解説
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン、クリアウィング・シンクロ・ドラゴンに続く召喚法を名に冠するドラゴンであり、名前の法則はダーク・リベリオンと同様の2単語となっている。
ちなみに名前には過去にOCGで登場したカテゴリーである「ヴェノム」も含まれている。
アニメ版では魔法カードに限定しない「フュージョン」と名のつくカードのサポート「ヴァイオレット・フラッシュ」などの影響も受ける。
「スターヴ」とは飢え・飢餓といった意味であり、直訳すると口上にもある通り「飢えた毒融合龍」となる。
このことから何かしら相手に干渉する効果を持っていると予想されていた。
結果、OCGでは相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力分、自身の攻撃力を上げるという効果になった。
なお、アニメ版では相手モンスター全体というRR-ライズ・ファルコンと同等の性能であった。
遊矢シリーズのドラゴンではクリアウィング・シンクロ・ドラゴン同様に一部の効果にレベル5制限がある。
また、融合素材がフィールドのモンスターに限定されており、手札での融合や墓地のカードを素材とする龍の鏡などを組み合わせる事ができない。
超融合などのフィールド限定での融合召喚を中心としたギミックを組み込むのも手だろう。
見た目はオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンやダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンに見られた宝玉を持ち、地に足を付けるタイプのドラゴンであり、体の一部は食虫植物の形状をしている。
原作・アニメでの活躍
シンクロ次元におけるユーゴとのデュエルでその姿を現す。「捕食植物」と名のつくモンスター2体を融合素材として融合召喚されている。
106話の融合次元における1vs5デュエルで再登場。融合素材は「闇属性モンスター×2」というシンプルなもので、フィールド以外のカードも素材できていた。
(1)の効果はフィールドのモンスターを融合素材にした時に限定されるものの、同じ作品に登場したアニメ版のRR-ライズ・ファルコンと同等の性能になっていた。
(2)の効果には同名化こそ無い代わりに効果の無効化後にコピーするという仕様、(3)については未使用であるものの、破壊したモンスターの攻撃力の合計分のダメージを相手に与える効果も有する。
赤馬零王の回想では次元が分かれる前の世界において「融合」の分野で最強のドラゴンと呼ばれており、覇王龍ズァークを構成する「四天の龍」の1体でもある。
余談
当初オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン等と同列と推測されるユーリのカードとして紫色のオーラに包まれたドラゴンがスタンダードで使用されたが、その姿とは似ても似つかない。
もっともスタンダードにおける柚子とのデュエルで使用したのがこのカードとは言及されていない為、真相は不明。
上記の『インベイジョン・オブ・ヴェノム』でのこのカードのイラストはこのシルエットのドラゴンに似ているので、単純にポーズや構図の問題だったのかもしれないが……。
「プレデター・プライム・フュージョン」には両者のデザインを混ぜたようなモンスターが描かれており、同一の個体である事を示しているのだろう。
【#遊戯王OCG20周年イヤーに私が欲しいアイコン】ではクリアウィング・シンクロ・ドラゴンと同率で1位となった。
関連イラスト
関連タグ
遊戯王 遊戯王ARC-V 融合モンスター ユーリ(遊戯王ARC-V)
覇王紫竜オッドアイズ・ヴェノム・ドラゴン 覇王眷竜スターヴ・ヴェノム