渾沌(半妖の夜叉姫)
こんとん
CV:安元洋貴
概要
アニメ『半妖の夜叉姫』に登場する妖怪。獣王・麒麟丸に仕える四凶の1人。
人間態は烏帽子を被り、道士を思わせる衣に身を包んだ壮年男性。雅さを好む独特の美意識の持ち主で、立腹した時の口癖は「無粋な!」。
道術や方術といった大陸由来の術の使い手。麒麟丸の意図、虹色真珠が7つ集まることの危険性を誰よりも多く知っている。「風の獅子・雷の獅子」」という二頭の式神を操る他、呪符を用いた多彩な技を繰り出す。また、太古より伝わる神剣を武器として携え、気を刃として飛ばす神速攻撃が得意。みずからはあまり動くことはなく、他の四凶や配下の妖怪、式神に策を授けて戦況を有利に運ぶ、軍師的な性格も持っている。
50年ほど前、亀の妖怪・冥王獣に呪符の罠をかけて甲羅を奪い、鎧としており、接近戦でも隙のない強敵である。
とある武将の砦の庭に生えている銘木を気に入り、「よく見えず邪魔」という理由だけで砦を破壊して、跡地に住みついた。それによって銭一貫文の賞金が懸けられたが、賞金首の雑魚妖怪扱いされた事に激怒し、とわ、せつな、もろはとの戦闘に突入。
とわ達を圧倒し窮地に追い込むも、彼を仇と狙う冥王獣の子・冥福の協力で、冥王獣の魂が一時的に甦って動きを封じられた隙に3人の攻撃を喰らって敗れ、退却。3人の夜叉姫に復讐を誓う。
夜叉姫3人が虹色真珠を隠しもっていることを知った渾沌は、配下の二枯仙を虹色真珠を奪う刺客に差し向け、苦戦しつつも二枯仙を倒す3人の実力と、とわに朔という弱点があることを知りほくそ笑む。
もろはの師・凱風を刺客に利用する前後に理玖から青の虹色真珠を預かるが、とわとせつなに敗れた後、理玖に取り返される。
饕餮に連絡を取り、3人の「八陣遁甲の陣」に誘い込むが見破られ、式神を駆使してとわとせつなを迎え撃つが敗れ、みずからが操っていた青鬼に首を喰われ果てる。