概要
マホーレンとはドールズフロントラインに登場する人物であり、最上級NYTOの一種。
彼女は姉妹機同様攻撃性をあまり持たない種類のNYTOであるため実戦の場に現れることはない。
しかし、卓越した話術と知能、医療の腕を持ち、人心掌握術に長けている。
ストーリー内では
指揮官がブレーメンから南西のキャンプに向かった時に彼女を見つけた際、彼女はE.L.I.D感染した難民キャンプの住民をタダで治療していた。
どうも、信者を増やすために慈善事業らしきものをしていたようだ。
聖女のようなベールと純白のドレスを纏って傷ついた民を救う姿はまさに女神であり、残忍なNYTOの面影は全く感じられない。
その上、攻撃性や精神異常は全くなく、話が普通に通じる。
攻撃力もほぼないらしく、パラデウス残党に追われるステージではダンドリーが救援に来るまで特定のマスで頭を抱えて涙目で体育座りをして敵を怖がっているなど可愛らしい姿も見せてくれる。
ぷるぷるとステージの端っこで震えながらパトローラ+(親衛隊機)から逃げ回っている姿から、コイツホントにNYTOなのか?とデリンジャーに突っ込まれていた。
人物
若干危なっかしい思考回路を持っているものの、本人の素は礼儀正しく心優しい女性。
本体の精神を最も正確に模倣した個体と言えよう。
難民を勧誘、洗脳してパラデウスに引き込む役回りを任せられている自分の行いを疑い、グリフィンに捕虜という形で亡命を受け入れさせてもらうなどかなりマトモ。
しかし、NYTOとして改造された宿命か、ある程度ヤバげな感じになることもある。
グリフィンに(人形として)保護されてからはカフェや訓練場の観覧席にフラフラ出歩いているなど、自身を保護した人物同様結構自由に過ごしていたが、出生が出生の為要注意人物として扱われている。
能力
ある程度の医療技術、混乱し蜂起状態の難民を手玉に取る話術、交渉の場に置いてかなりの効力を発揮する人心掌握術をもつ。
他はからきしらしく、同型の妹が高速移動などを持ち合わせているのに対してこちらは知的ステータスに全振りされている。
関連イラスト
関連タグ
ナヒース グレイ モリドー・・・同じく上級NYTOの姉妹機だが、他はいろいろとゲスい面子なので彼女と本当に大本が同じなのか疑われている。
マホーレン「指揮官さま…。ありがとうございます…なんとお礼を言っていいか…。」
マホーレン「もう、これで……あ…っ…ぐ……。」
指揮官「マホーレン!!」
マホーレンの胸を貫いたのは一対の触手。その後ろから一人の女性が現れた
マホーレン「貴方は…逃げて…くだ…さい…。出口は…前…に…。」
本当のマホーレン
???「もはや用済みですね、”わたし”。」
???「何をしようとしていたかは分かりませんが…お父様を裏切っては…いけませんよォ…!」
指揮官が同行していたマホーレンは、NYTOとして見捨てられた存在
戦闘要員のNYTOとしての個体は別にいた。すなわち彼女はマホーレンであってマホーレンではない存在であった。ちなみに戦闘能力を持たなかったのもその為。
ストーリー内では指揮官に同行していたマホーレンがパラデウスを裏切った事に気付き、指揮官ごと始末しようとマホーレンの心臓をブチ抜き(なんとそのシーンはちゃんとグラフィックになっている)こちらに接近してくる。
なお、このシーンで味方のマホーレンが最後にどうにか指揮官へお礼を言おうと微笑むシーンは必見。
この一撃で味方のマホーレンは死亡してしまうが、ダンドリーの尽力で人形もといデータとなってグリフィンへと帰還することが出来た。帰還後は指揮官やダンドリーに付いて回っているようだ。
NYTOバージョンの容姿
姉妹機と同じく節足動物モチーフなのか、蜘蛛のような姿をしている。
なお、味方のマホーレンと違って髪が白く、全体的に華奢である。そして、顔にはニヤニヤとした笑みを常時浮かべており邪悪な印象が漂ってくる。
全体的な姿形はこちらのマホーレンとほぼ変わらないが、先端に蛇のような意匠を持った四本の捕脚を駆使して攻撃を行うバリバリの攻撃タイプ。
捕脚、四肢を合わせて丁度足が八本の蜘蛛に見えるデザインとなっている。
SDでもうねうねと捕脚を動かしながら不敵にマップ内を歩き回っている。その動きからついたあだ名が「スパイダーマン」。
なお、四本あるうちの上の捕脚二本はどっかの賞金稼ぎの武器のような針型、下の捕脚は蛇の頭のような形になっている。マホーレン(味方)を殺害したのは前者の針である。
ステージ内での作戦能力は脅威の「12354324」、勝てる気がしない。そもそも勝てない。
その為ステージではうまく彼女を避けて通らなければいけない。言わば逃走戦である。
なお、同じステージには彼女の面倒な妹もいるため(加えて自由に動き回っている)慎重に部隊を進めよう。
融合勢力の頼もしいメンバーを使用するとあっさり逃げ切れるのでお勧め。
余談
折角友好関係を築けた彼女との別れはプレイヤーに大きな衝撃を与えた。
厳密には別れてはいないのだが、死んでほしくなかった敵キャラが命を落としたこの関係にデジャヴを感じたプレイヤーも多かったとか…。
しかし、その後グリフィン部隊はとんでもない出来事に直面する地獄を味わうことになる…。