概要
最大2mに達する。
最も近縁なのはコバンザメ科で、続いてシイラ科。外見もコバンザメに似ているが、がっしりしていて大型なことと頭に吸盤がないことで簡単に区別可能。
前述の通り吸盤がないため魚にはりつくことはないが、サメやエイなどの魚について泳ぐことが知られている。これは強力な魚に近づくことで他の魚から身を守ることや、寄生虫や食べ残しを食べることができるためであるらしい。
食用魚としても知られ、肉質がよくフライなどで食べることができる。刺身でも食べられるが、多種の寄生虫が知られているため、できれば加熱して食べるべきである。
簡単に育てられ、また美味なことから養殖が行われており、これは寄生虫の心配がなく生でも食べられる。中国やアメリカでは海の上に生簀を浮かべて大規模な養殖がされている。