松下村塾とは、江戸時代末期に長門国・萩に存在した私塾。
その前身は吉田松陰の叔父・玉木文之進が設立した私塾であり松陰自身も幼少期に学んだ。松陰の外叔父・久保五郎左衛門をへて、安政4年に松陰がその後を継ぐ事になる。
維新志士たちを数多く輩出した塾であった。
松陰死後は玉木文之進が再び主宰したが萩の乱に弟子たちの多くが加担した責任を取り自刃。その後は松陰の兄・杉民治が主宰したが民治が引退してからは閉塾した。
建物は、現在も残っており、山口県萩市の松陰神社敷地内に存在する。
主な塾生
吉田松陰※
乃木希典※
※は松陰主宰時代以外の塾生