※本世界の鬼文化では「人」の字を「鬼」の字に変えて言葉にする大昔の風習がある。本項もそれに習い「一鬼(一人)」のように表記する。ただし人間に関する事柄は変換せず表記する。
概要
妖怪漫画「月歌の始まり」に登場する鬼娘(ヒロイン)で主鬼公(主人公)の一鬼(一人)。
鬼を狙う鬼狩衆(おにがりしゅう)から逃れるため、山で一鬼暮らし(一人暮らし)していたが、もう一人の主人公で坊主の青年・桃と出会い、紆余曲折あって彼をお共にする形で安住の地を求め旅に出る。
因みに初登場時は、鬼目(人目)を気にしない山暮らしだったからか裸同然の下着姿のような身なりだった(ありがとうございます)。旅に出る出立場面では、人里にも立ち寄る事を想定して、鬼の角隠しも含めた被り物(フード)つきのまともな服装をしている。
本作の鬼は人より圧倒的に筋量が優れ、産まれながらに鬼技(おにわざ:超能力)を使える。
小紅も同様に、少女な体躯ながら大きな獣たちをあしらう程の高い身体能力がある。
鬼技は大鬼に化けたり、体の一部を膨らませたりする能力のようだが…。
関連項目
九十九の満月:本作から数百年くらい後のお話が描かれる妖怪漫画
小紅の鬼技(おにわざ:超能力)は身体の変化ではなく―
能力名・鬼岸(きがん)の交わり
前作に登場する黄鬼(おうき)の鬼っ子と同じ能力名と似た性質であり、その他の鬼たちの交わりがある重要鬼物(重要人物)と示唆される展開が描かれ、前作からの読者(ファン)を歓喜させた。