概要
MSXで発売された『グラディウス』の続編。アーケード版およびMSX以外のハードの続編にあたる『グラディウスII-GOFERの野望-』より前に発売された。読みはどちらも「グラディウスツー」となるのでややこしい(そのため、「ツー」と「に」で区別されることが多い)。またMSX版ではこれとは別にグラディウスⅡの移植作として「ゴーファーの野望 エピソードII」が発売されており、区別する際は「MSX版」とつけた方が混乱を招かずにすむであろう。
『グラディウスリバース』はこれの前日譚となる。
なお、真の最終ステージに行くにはこれまで通ってきたステージを折り返す必要がある為、一周自体が二周分のステージ数を突破しなければならないので長丁場になる。
今作では追加武装をボス撃破後にボスのコアの位置に入ると内部ステージに突入して入手する事が可能であり、武装のパワーアップができる。特にナパーム・アップレーザー・エクステンドレーザーは使える武器である。
余談
実は本作がないとMSX版沙羅曼蛇で真のエンディングが見れない。
と、いうのもMSXにはロムスロットが二つ用意されているものが多く、一つ目のスロットにメインとなるソフト、二つ目のスロットに別のソフトを入れておくと隠し要素が出るといった特典があった。グラディウス2にも別のコナミ作品のカセットを使うと自機が変化する隠し要素がある。
バーチャルコンソールでは設定で該当ソフトがある状態を再現できるようになっている。
追加武装は別に取らなくてもいいが、使いづらいものがあったり全部取るとパワーアップゲージが増えてミスした場合にパワーアップカプセルを大量消費しないと装備できなくなる為、ある程度は武器性能や取れるボスの事前知識が必要。
X68000に移植版として「NEMESIS´90改」(開発:SPS)があるのだが、こちらはMSXよりも上の性能があるPCなのに不評だった。
不評の理由に、ニココメ情報によると本来の開発スタッフが開発資金を持ち逃げしたせいで格ゲーなどシューティングに無縁のチームが予算無しで開発させられたらしく、違和感だらけに成ってしまったとあるが・・・
実際はディスク1の隠しドキュメントファイルに記されている開発経緯によると「製作発表後から全く開発が進んでおらず、1991年7月の段階で1面すらできていなかったために開発自体も頓挫し、一旦無期延期する羽目になった。その後、別の社内開発者が引き継いだが当人にSTGの開発経験が全く無かったことから半ば無理やり(でっち上げに近い状態で)完成させた」旨が書かれている。
我慢出来なかったファンは、自ら修正パッチを作ったり、
目コピ移植をするなどした。
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(ボツ面集)