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サイドワインダーの編集履歴

2011-11-30 19:48:51 バージョン

サイドワインダー

さいどわいんだー

短射程空対空ミサイルの一種。型番は「AIM-9」。 AIMとは「航空機から発射する対空迎撃ミサイル」の略である。 誘導方式は赤外線で、敵機のエンジンの排出する赤外線を感知して追尾する。

名称である「サイドワインダー(sidewinder)」とは、

ヨコバイガラガラヘビのこと。

柔らかい砂の上を移動するため、横方向に進むという独特の動きをする。

また、暗闇でも目の下にある器官(ピット)で獲物の体温を感知できる。

サイドワインダーの名称はここから付けられた。


開発当初や中台海峡上空では、

エンジンの排熱と勘違いして太陽をどこまでも追いかけてしまうという、

おバカさん振りを発揮していた。


少し前には「太陽を追いかける」という弱点は克服されたものの、

今度は敵機が回避する時に放つフレア(おとり)にだまされていた

やはりおバカさんだった


現在では目の前の熱源がエンジン排熱か、

それともフレアのようなおとり熱源なのかを識別できるようになっている。

(それでも避けられる場合もあるようだが)

ロケット技術の進歩とともに射程も伸び、やればできる子になっている


軽装甲目標への対地攻撃機能の試験が行われており、

エースコンバットシリーズの万能ミサイル一歩手前まで来ている

(戦車のエンジン排熱もとらえるように改良中)


本体が軽く、また安価なので改良を続けながらも現役である。

中台海峡やベトナムで用いられたAIM-9Bに始まり、最近でもAIM-9Xが新登場している。

小型で安価なので、陸軍の戦場防空システムMIM-72「チャパラル」、

シーカーを換装した簡易対レーダーミサイルのAGM-122「サイドアーム」も開発されている。


代表的な空対空ミサイルには、

レーダー誘導の中射程ミサイル AIM-7スパロー

発展型中射程対空ミサイル(の略)AIM-120アムラーム

慣性誘導と自律レーダー誘導を組み合わせたAIM-54フェニックス

もある。


注意点(?)

パイロットはこれを発射した後、僚機に「フォックスツー(FOX2)」と警告する。

「赤外線追尾ミサイルを発射した。注意されたし」という意味だが、

ベトナム戦争当時のコードであり、現在のコードは軍事機密のため不明である。

(多分そのままだとは思うが)



ソビエトでの試み

中台海峡上空で初めて使用され、衝撃的なデビューを果たしたサイドワインダーであるが、

その成功をソビエトが見逃すわけが無い

さっそくコピー品であるR-3S(NATO名:AA-2「アトール」)を開発し、

MiG-21に装備した。


こちらは末永く改良を加えられるという事も無く、

後継にはR-60(NATO名:AA-8「エイフェッド」)を新規開発している。

こちらはMiG-21MiG-23MiG-25MiG-29MiG-31Su-17Su-27にまで対応する、

旧東側の標準ミサイルである。



また、イナズマイレブンGOの登場人物、倉間典人の必殺技。

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