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メサイアセル

めさいあせる

メサイアセルとは、『特命戦隊ゴーバスターズ』に登場するメサイアが実体を持った進化形態である。

ゴーバスターズ!我ガ空間ヲ荒ラスナ!」

ヒロム「我が空間…?ここが何でお前の空間だ!」

「ココハ“メサイア”ノ空間。」

「ソシテ私ガ“メサイア”!」

CV:佐々木誠二

データ

身長:203cm

体重:287kg

製造モチーフ:メサイア

推奨動作環境:亜空間

概要

Mission29にて初登場したメサイアの進化形態。

生体プログラム研究所での一件でエンターによって進化プログラムをインストールされて進化したメサイアが、マサトが亜空間にて保管していたエネトロンスプレーロイド2による陽動の裏で強奪、それをエネルギー源にして周囲の無機物を「生きた細胞」として自身に融合したことで、この有機的な肉体を得るに至った。

それまで実体の無いエネルギー体だったメサイアが確固たる現身を得て実体化した姿である。

三角形の中央に人間の頭蓋骨が埋め込まれた頭部をしており、全身にも同じく三角形の意匠が見受けられる。

エンターエスケイプの様な独立した個々の人格を持つアバターとは異なり、こちらはメサイア自身の意識と人格が完璧に反映されているが、その本質は単なる分身体と言うよりは現実世界に直接干渉する為の端末と言った方が正しい。

その為に無機物を吸収し、自分の肉体に取り込み増殖する固有能力もそのまま受け継がれている。

こうした自身の能力は戦闘でも遺憾無く発揮され、例え身体がダメージを受けても周囲の瓦礫を取り込んで瞬時に自己修復してダメージを全快させたり、自身に接触したバスターギアを吸収する事で使用不能に追い込んだりと、絶対的と言って良い回復力と防御力を見せる。

攻撃としてはゴーバスターズを容易く吹き飛ばす程の威力を持った赤い衝撃波を繰り出せるうえ、更に過去のメタロイドの製造データからそれまで登場したメタロイドを再生怪人として複製する事も出来る。能力が能力だけに、現実世界へ侵攻すればいずれ地球そのものと融合して全てを支配する神にさえもなり得る恐るべき存在と言えるだろう。

但し、この形態はあくまでメサイアが現実世界に干渉する為の端末に過ぎず、決して本体ではない。実体たる肉体を得たとは言えど、あくまでメサイアセルの本体は転送研究センターのメインコンピューターそれ自体であり、そちらと意識を共有しているのである。

それ故に本体のコンピューターがダメージを負うとメサイアセルもダメージを負い、破壊されれば弱体化するという致命的な弱点を抱えていた。

劇中では、データ体として現れたヒロムヨーコの両親達によってゴーバスターズはその事を知ることとなるが、同時に彼らはメサイアにデータとして取り込まれ「創造する者達」として使役されており、メインコンピューターが破壊されればメサイアもろとも消滅するという最悪の現実を3人は突き付けられてしまう。

しかし、消滅覚悟でメサイアの破壊を願い出た彼らの決意、そして彼らが繋いでくれた自分たちの13年を決して無駄にしないという断固たる想いを胸に、レッドバスターはセンターのメインコンピューターを破壊し、その余波で転送研究センターも崩壊。

これによって一気に弱体化した所へゴーバスターズ残り4名の総攻撃を受けてメサイアセルは爆散、これにより首領であるメサイアを喪ったヴァグラスも滅んだかに見えたが………

この先、ネタバレ

実はエンターがバックアップとして13枚のメサイアカードを取っておいたためにメサイア自体はまだ滅んでおらず、これがメサイアロイドと呼ばれる強化型メタロイドとの新たな戦いの序章となるのだった……。

余談

劇中ではその後は登場しないが、スーツは『恐竜大決戦!さらば永遠の友よ』のネオメサイアに流用された。

編集者:tftf
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