「やっぱり、嘗めてんだろ!?」
CV:寺島拓篤
概要
ネオガイルトンが、ダイノホープ転送装置に使われていたメサイアカード「13」を秘かに持ち出し、体内に埋め込む事で進化した姿。登場は本編完結後である。
ちなみに転送装置が破壊された時に、ネオガイルトンはその場にいなかったのだが、どうやってカードを回収したのかは不明。
外見こそ、かつてのヴァグラスの首領メサイアの分身体であるメサイアセルに酷似しているのだが、人格はネオガイルトンのままで、本家のメサイアとは全くの別人である。
この姿になった事で、バグラーを使役出来る能力を得ており、これもある意味ゴーバスターズ本編でエンターが目指していた、「新しいメサイア」の形の一つだと言える。
活躍
登場は、前述通り最終決戦で宇宙大恐竜ボルドスを倒して物語が完結したエンディング後であり、秘かに一人だけ生き延びていたネオガイルトンが、持ち出した「13」のメサイアカードを取り込んでこの姿に進化した。
そして、三大恐竜戦隊への復讐を改めて誓って動き出そうとするも、そこへ突如としてトッキュウジャーが出現する。
新手の戦隊を前に警戒するネオメサイアに対し、お調子者のトッキュウ1号がふざけて自分達が戦隊である事を否定したせいで、互いに混乱する羽目になる。
尤も、直ぐに5人が名乗った事で結局「戦隊」だった事に突っ込みつつ、改めてバグラーを差し向ける。
しかし、あっさりとバグラーを一掃された挙句、能力を誇示するかの如く、乗り換え変身で次々と姿や武器を変化させて攻撃して来る1号に翻弄された末、最期は5人がスコープレッシャーをセットして放った、必殺技の「トッキュウブラスターウチマスモード」の連続射撃を喰らって今度こそ倒された。
せっかく更なる力を得て強化されたにもかかわらず、復讐も果たせぬどころか、次回作の新たな戦隊を引き立てる当て馬だけで終わってしまった……。
余談
スーツは、見ての通りメサイアセルのリペイントである。
ここまでの話を見ても分かるが、仮にも劇中の幹部キャラの旧作の首領キャラのスーツを使った強化形態であるにもかかわらず、登場は本編のストーリー完結後で、しかもその役割はトッキュウジャー先行登場の噛ませである。
おまけに、劇中ではほぼトッキュウジャーに一方的に翻弄されていただけなので、前述したバグラーを操る以外のこの姿で獲得した能力は不明で、そもそもどの程度強化されていたのかされていなかったのかもよく分からない。
登場から退場までの所要時間は僅か3分であり、この手の強化形態としては、他に例を見ないレベルの不遇っぷりだった。
関連タグ
獣電戦隊キョウリュウジャー 特命戦隊ゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ
メサイアセル:設定的にもスーツ的にもオリジナル。