概要
1997年発売。世界各国で販売される。英字は『FORESTER』。
プラットフォームはインプレッサと共通で、ボディにモノコック構造を採用したクロスオーバーSUVである。ただし悪路走行も見据えた高い車高が確保されており、悪路走行に不向きな車種という訳ではない。
現行モデルは2018年登場の5代目。エンジンは伝統の水平対向式としながらもおよそ90%の部品を設計段階で見直し、燃費と実用域トルクの向上を実現した。
特別仕様車
※主にSTI仕様を中心に記載する。
- STIバージョン:2代目をベース。2003年、2004年に発売。2.5Lターボエンジンに6MTを組み合わたカタログモデル。
- tS(2010):3代目をベース。2010年に発売したSTIのコンプリートカー。300台限定。
- tS(2014):4代目をベース。2014年に発売したSTIのコンプリートカー。300台限定。
車名の由来
「森に住む人」「森を育む人」「森に住む動物」など『森』(FOREST)に関連した用語から由来する。
追記
元々は1995年度の東京モーターショーで発表されたコンセプトカーのスバル・ストリーガで、この名称で売るつもりだったのだが、語感が「ストーカー」に近いのでいいイメージがわかない、と言う理由で「森を育てる人」という意味のフォレスターに変更している。ただし、ストリーガの語源である「Strega」が、イタリア語で魔女という意味であり、魔女のイメージが悪いヨーロッパでは売りにくい、と言うことでフォレスターに改めた、と言う説もある。