概要
ワールドトリガーに登場するB級2位影浦隊スナイパー絵馬ユズルと本作のヒロイン雨取千佳のカップリングタグ。
千佳はユズルを「ユズルくん」と呼び、ユズルは千佳を「雨取さん」と呼ぶ。
また、千佳が3巻表紙絵で着ていたパーカーの色は、ユズルが表紙絵に描かれている14巻の背景カラーとなっている。
ユズルは千佳の兄・雨取麟児と共に近界に行った鳩原未来の弟子である。師匠の鳩原が「人が撃てないスナイパー」であったためか同じく人が撃てない千佳に好感を持っており、「鳩原先輩みたいに潰れてほしくない」と色々サポートしてくれている。
また、ユズルは千佳と話している時に頬を赤らめていたり、普段滅多にランク戦の記録映像を見ない影浦が三雲隊の映像を見ているのに乗じて自分も見ようとしたりしているシーンがあるなど、千佳のことをかなり意識している。
さらにお好み焼き回では、ユズルは影浦に「こいつおめーんとこのチビ狙撃手(千佳のこと)に気ぃあるみたいなんだわ」と暴露された。何気にユズルからの好意が明言されたのは初である。
その後、千佳を遠征に行かせるため自分はランク戦での勝ちを譲ると言い出すが(ユズルだけに? byゾエ)、荒船哲次のアドバイスにより千佳と共に個人で遠征を目指すことにした。
遠征選抜試験のチーム分けで千佳は二宮匡貴が隊長の二宮8番隊に所属することが決まった。欲しい隊員を全員採ることができた二宮は最後の一人を指名する際、千佳とユズルの仲がいいことを思い出す。二宮がユズルの方を見ると、ユズルから「採れ採れ採れオレを採れ採れ……」と無言で強い念を送られる。
結果、二宮はユズルを指名。二人は同じ二宮8番隊で試験に挑むことになった。ユズルが同じ隊だとわかった瞬間、千佳はぱあっと笑顔になって嬉しそうにユズルに手を振る。それにユズルも照れくさそうに小さく振り返し、それを東春秋と宇佐美栞が和やかに見ていた。
ちなみに、千佳はユズルと自分の奇妙な縁を知っているが、ユズルの方は今のところ、鳩原失踪の真実を知らない。