※この項目は単行本未収録のネタバレ情報を含む場合があります。 |
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概要
ワールドトリガーでの遠征選抜試験の際に、隊員をシャッフルして組まれたチームの1つ。
二宮匡貴、加賀美倫、東春秋、雨取千佳、絵馬ユズルの5名で組まれている。狙撃手をチームに3人も入れた事に、樫尾由多嘉や橘高羽矢が驚いていた。
二宮としては第1プールと第2プールで1番目と2番目の指名順に選ばれ自身が希望していた東と千佳が取れたのか、第3プールでの指名の時は残っている隊員の誰でも良かったが、千佳との人間関係を考慮して絵馬が千佳と仲が良いのを知っていたのと自身を指名しろと祈っていた絵馬の様子を見て絵馬を指名した。
A級隊員からの評価
閉鎖環境試験では、太刀川は大学生の二宮(20歳)と中学生の雨取や絵馬の関係性を懸念しており、東をよく知る月見や三輪も今回は隊長役が二宮であることから、二宮隊が嫌いな絵馬と二宮の関係が悪化しても二宮から頼まない限り東は動かないと思っており、三輪はその場合二宮は東にお願いしないと予想している。
長時間戦闘訓練では個々の戦闘力や経験値の高さから多くのA級部隊が上位予想している。本来なら長時間戦闘訓練では狙撃手はバッグワームを常時使うので、長時間戦闘を考えるとトリオン消費の点から不向きな編成とも言えるが、普段から狙撃手3人で構成されている部隊でのオペレーターをしている加賀美であることを考えると合理的な人選ではある。
B級隊員からの評価
二宮が東を指名した時の反応
諏訪「はあ~!?」
北添「うわあ…」
王子「遠慮ってものがないよね」
コンセプト
クジ運
東と雨取は、クジ運が良かったからと選んでおり、絵馬に関しては「雨取と仲がいいから」「加賀美の負担を考えて」と選んでいる。
前者に関しては絵馬を気遣い公言はしていない。
…が、別の臨時部隊隊長と対照的にクジが操作されている可能性をハナから疑っていないあたり、やはり天然である。
余談
当初Twitterではこのメンバーを見た読者から「コスト制限オーバー」「力こそ正義」「バカの持ってきたバイキングの皿」などと言われた。
戦闘チート(トリオン14、攻撃12の二宮)にトリオンチート(トリオン推定38の千佳)と戦術チート(指揮10、技術10、射程10、防御・援護11の東)と三役揃い踏みだから当然と言われれば当然だが。この3人に加え、ユズル(技術10、中学生隊員トップ)も居る。
このチーム、やろうと思えばヒュースが第179話で言及した『千佳が撃って他の隊員が守る』という戦法が取れるどころか、それの凶悪版戦法を取れてしまうチームである。
千佳か二宮のどちらかが攻撃してもう一方が防衛担当。弾幕から漏れた敵を絵馬と東の精密狙撃で落とすという、これ以上なく敵地で有効そうな戦法である。
閉鎖環境試験での戦闘シミュレーション演習では一コマだけだが、爆撃で吹き飛ぶ修のユニット2体と香取に加えて狙撃で頭を撃ち抜かれてるヘルプユニットの出水と言う、この戦法を行った様子が描かれており、戦闘内容についても『いろいろあったが、7体差がついて敗北。』と言う言葉だけであり、香取からは『敵の強さおかしくない?』と言う程であった。
ただ、戦闘シミュレーションでは千佳のユニットの性能に明確なデメリットが設定されており、情報が出回ったシミュ3日目(全体4日目)ではその弱点を突かれて大敗した。
オペレーターの加賀美を除くと、4人とも鳩原の関係者となっている。このうちユズルだけは真相を知らなかったが、4日目の夜に二宮から知らされることとなる。
関連タグ
歌川1番隊 王子2番隊 柿崎3番隊 北添4番隊 来馬5番隊 古寺6番隊 諏訪7番隊 水上9番隊 村上10番隊 若村11番隊