ジャガーノート(ジャガナート・juggernaut)は、誰にも止めることのできない巨大な力、圧倒的破壊力の意味を持つ単語。
ここから、巨大金融機関、巨大な力を持つ複合企業(コングロマリット)という意味も。
大きすぎる犠牲、盲目的な献身を強いるもの、といった意味も持つ。
元ネタはヒンドゥー教の神であるジャガンナート。14世紀ごろにインドでジャガンナートの祭を見たキリスト教宣教師が、信者が救済を求めて巨大な山車にひき殺される風景を目撃したと言い伝えられていることから上記の意味となった。
転じて下記の様々なものの由来ともなった。
- リチャード・ハリス主演の映画『ジャガーノート (映画)』。
- SF作家A・E・ヴァン・ヴォークトによる1944年の短編小説。
- イギリスの作家デズモンド・バグリィによる小説。
- マーベル・コミックのキャラクターの一人。→ジャガーノート(アメコミ)
- コンピュータゲーム『Marathon』で登場する飛空艇タイプの敵。
- 田宮模型(タミヤ)のビッグフットラジコンカー。
- 機甲警察メタルジャックに登場する、ある種の計画『オペレーション・ジャガーノート』
- ゲーム『ジャガーノート 戦慄の扉』。
- リパブリックP-47戦闘機のニックネームの一つ・Jug(ジャグ)の語源。
- ゲームCoD:MW2以降に登場する重装甲歩兵。→ジャガーノート(CoD:MWシリーズ)
- 重装甲歩兵の俗称。9に由来。
- 第一次世界大戦前夜の欧州事情を題材としたゲームディプロマシーにおける、参加国ロシア・トルコによる、主としてオーストリア分割を初動とする共同作戦。
- まんが日本むかしばなしイワナの怪の和尚が言った言葉。じゃがのー。
- ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかに登場するモンスター
- 世界樹の迷宮2に登場するボスキャラ。
同名の楽曲
夏代孝明が投稿した楽曲。
ジャガーノート / 初音ミク