概要
第1シリーズは2008年10月から2009年3月にかけてテレビ東京系列局と沖縄テレビ(フジテレビ系列局)にて、第2シリーズと第3シリーズは2009年10月から2011年3月にかけてテレビ朝日系列(24)局で放送された。
さらにCSテレビ局のディズニーチャンネルでも放送されており、2012年6月に追加エピソードの「スティッチと砂の惑星」が、2015年8月には事実上の最終エピソード「スティッチ!パーフェクト・メモリー」が、それぞれ放送されている。
リロが大人になり別れてから数年経った後の時系列(という設定)であり、日本の琉球にある架空の島・イザヨイ島を舞台にした作品である。製作の経緯としてはウォルトディズニージャパンの代表取締役ポール・キャンドランドが沖縄県に1994年から4年間移住した経験から、2006年から沖縄県を題材にしたアニメ作品の構想を練っていたからである。
ほぼ全ての回で脚本と絵コンテを日本のスタッフ、演出や作画などの実制作を韓国の製作会社が担当している。
海外並び日本のスティッチファンからは不評などがあるが作品のテーマである『オハナは家族、家族はいつもそばにいる。何があっても』やキャラクターの設定などはちゃんと引き継いでおり、決して作品を裏切ってはいない。
第1シーズンと第2シーズンはイザヨイ島を舞台にスティッチが「ちたまの石」に願いをかなえるため、43のイイコトをするため努力する内容である。第1シーズンではイザヨイ島にいる妖怪と戦ってたが第2シーズンからはハムスターヴィールが送る試作品エイリアン(ジャンバ博士が作ったスティッチの従兄弟たち)と戦う。試作品エイリアンは上記のザ・シリーズにも登場したものもいれば今作が初登場のものもいる。
第3シーズンでは舞台を沖縄ニュータウンに変えスティッチのパワーチップを狙う女総統デリアと戦う。
主な登場キャラクター
スティッチ
上原ユウナ
ジャンバ博士
プリークリー
おばあ
キジムナー
ハムスターヴィール博士
デリア
追記
- 琉球が舞台であったのだが、第1シリーズの放送を請け負ったのがテレビ東京とその系列局だったため、テレビ東京系列局が存在しなかった琉球では先述の通りフジテレビ系列局の沖縄テレビで放送してもらっていた。その沖縄テレビでは、本放送終了後には再放送も実施しているのだから恐れ入る。なお、本放送終了後は三重テレビ、岐阜放送、びわ湖放送、奈良テレビ、テレビ和歌山に加え日本テレビ系列局約2局、TBS系列局・フジテレビ系列局各約1局ずつでも放送されている。
- 琉球に系列局を抱えているテレビ朝日に放映権が移ったのは良かったが、テレビ朝日の特別番組偏重編成の煽りを受け、約半年分消化するのに9ヶ月もかかってしまった。しかも「デジモンクロスウォーズ」1時間スペシャルのために枠を貸し出したこともあった。ただし、シーズン2は全29話、シーズン3は全30話であるため、そういった編成を見越して話数を決めた可能性もある。
- プレスリリースでは「スティッチ・沖縄シリーズ」の文字があった、とする声もある。
関連項目
リロ・アンド・スティッチ・オリジナル版にして後に前作となった。
ファイアボール・同じディズニーと日本の製作プロとのコラボで生まれロボットアニメで、此方はフラッシュアニメである。記念すべき第一弾であった。
ロボディーズ・ディズニーと日本の製作プロとのコラボ第ニ弾で、此方も東映アニメーション製作のフルCGロボットアニメだった。