概要
トネ・コーケンの小説『スーパーカブ』の登場人物。
アニメ版の声優は七瀬彩夏
成績優秀・スポーツ万能だがクラスではあまり積極的に話す方ではなく、自ら望んで一人でいる少女。
主人公の小熊とは同級生で、小熊がカブ乗りであることを知って接近し、一緒に昼食を食べるようになってから交流を持つようになる。
カブへの情熱は凄まじく、自分にとってカブは生活の道具や趣味で乗るようなものではなく、「自分自身の生きる理由」であることを小熊に吐露している。
生い立ち
父は東京都某市の議員、母は東京で弁当会社の社長。
中学までは東京都内の実家に住んでいたが、高校入学後は実家を離れ、普段は旧武川村地域の別荘地のログハウスで一人暮らしをしている。
容姿・性格
長身で黒髪の長髪。スタイルも良く、近寄りがたい美形である。
しかし反面、愛車のMD90で富士山登頂に挑戦する、公道で無茶な走りをするなど奔放な性格である。また「礼子」の名前にそぐわない礼節を欠いた言動をすることもある。
所有バイク
ホンダ・MD90
最初に所有していたバイク。郵政カブのコレクターから譲ってもらったもので、礼子は各所を改造して使用している。
改造の目的は上述の通り富士山登頂に挑戦するためで、高校2年の夏に富士山の山小屋のアルバイトの際に持ち込み、運搬用ブルドーザーの走路確認で使用している。転倒を繰り返しながらも八合目まで運転している。
ホンダ・CT110
富士山挑戦後より乗っているバイク。MD90を修理するがてらオフロード対応のCT110に惹かれ、知り合いの伝手で探していたところデッドストック品があったため手に入れている。
エピソード
- 高校2年の9月まで自転車に乗ることができなかったが、小熊の特訓によって乗れるようになった。
- 小熊のカブの「曰くの正体」を知っていた。