概要
バイオハザード・リベレーションズのラスボスである。
自分を使い捨てにしたモルガン・ランズディールへの復讐を誓い、自らにT-abyssを投与したヴェルトロの首謀者ジャック・ノーマンの成れの果て。完璧主義者のモルガンが遺した自分の最後の汚点とも言える情報を保持しており、その事から彼に多くの特殊部隊を差し向けられるも、それらを全て返り討ちにしていた。
声まで変化しているので聞き取りづらいが、よく聞くと時折痛い発言を連呼している。
一般的なT-abyss感染者は、ウイルスによる変異に耐えられず肉体が半ば液状化してしまうが、ジャック・ノーマンはメーデーさんよりも更に長い時間をかけてT-abyssを定着させた結果(その上、隠し持っていたT-abyssを経口投与している)、タイラントを思わせる筋骨逞しい姿に変化した(似たような事を彼女もしていた)。
T-abyssの原型であるジ・アビスは、本来は貧弱な構造しかもたない深海魚の肉体を筋骨逞しい(?)姿に変化させるウイルスであるため、このような変化をもたらしたのだろう。
弱点は右胸から露出している心臓であるが、これを撃つだけでは怯むだけであり、真の弱点は脊中に有る腫瘍である。
攻撃
タイラント同様、タックルや鉤爪で引っ掻くなどがメインだが、最大の特徴は幻覚によって姿を消したり、分身することである。
おそらく眼から放つ光や本体だけが口から吐く紫のガスに幻覚作用があるのだろう。
ちなみに中国や日本では蜃気楼はハマグリが吐く気によって起こるといわれていた。
多分それが元ネタだろう。
幻覚のパターンは複数あり、『目の前に2体で現れる』・『ジルの前方と背後に現れる』『幻覚による時間差攻撃』の3つがある。
1つ目は本体の紫のガスで判別出来るが、後者2つは後ろを向かない限り判別がしにくい(一応、背後の空間が揺らぐのを視認は可能である)。
幸い、攻撃モーションに猶予があるので、クイックターンで後方確認してパターンを確認しよう。
関連タグ
ドナ・ベネヴィエント:ある意味上位置換。