飛羽真ダッシュ
あるいみきせきのしーん
「飛羽真ダッシュ」とは、『仮面ライダーセイバー』第35章の迷シーンである
概要
事の発端は本編第35章の終盤にて。
マスターロゴスの卑劣な策略によって、全ての聖剣が奪われ、更には19冊ワンダーライドブックとルナが揃い、全知全能の書の完成が目前に迫ってしまう。
それは飛羽真にとってはトラウマの再来
-ルナと生き別れたあの日と同じであった
連戦に次ぐ連戦で既にボロボロの飛羽真は立ち上がる気力すらない。
万事休すと誰もが思ったその時
ルナの叫びと共に、彼女へ通ずる一本の光の道ができた
その光景を見た飛羽真は、最期の力を振り絞ると立ち上がり、そして全力で駆け抜けた。
もう二度と別れを繰り返さない為に
そんな飛羽真の健闘によってルナは救われ、全知全能の書の復活は防がれた。
のはいいものの…
一見すると感動的なシーンではあるのが、この描写、かなりのファンからネタ扱いされている。
まず、飛羽真が登った道だが、何の説明も脈絡もなく現れた上にCG感がかなり強い。
ファンによっては「安っぽい」「チープ」と散々な評価を下す面々もいる。
しかもこの道、ルナから伸びているにもかかわらず登りきってもギリギリ届くかどうかの距離で途切れている。足場の合成の粗さと相まって飛羽真とルナは前回以上にシュールな背伸びを披露することになった。
そして何より飛羽真自身の走る姿がかなり豪快。
必死さを演出する為なのか、全力疾走にしても腕の振りや足の運び方がかなり大きい。
実際の所、そのシーンを良く見てみると、その場で足踏みをしているだけで、移動そのものはCGに頼っていることが分かる。
こうした事情や、放映された第35章全体が全体的に急展開が多かったことも重なり、ファンからギャグシーンとして扱われてしまっている。