『ディアゴスピーディー！』
『発車！爆走！』
《タイヤを開け、真紅のボディが目を覚ます！》
『剣がシンボル！走る文字！毎号特別加速！』
《ディアゴスピーディーーーー！》
概要
仮面ライダーセイバーのライダーマシン。初登場は第2章。
火炎剣烈火を収めた聖剣ソードライバーに「ディアゴスピーディーワンダーライドブック」を装填し、火炎剣を抜刀することでライドブックが変形する形で顕現。搭乗可能になる特別なビークル。
その名は四賢神の一人にして最速の剣士「ディアゴ」から取られたものである。
スペック
| 全長 | 2.28m |
|---|---|
| 乾燥重量 | 136.9kg |
| 馬力 | 148.7ps（109.4kw） |
| 最高時速 | 280km/h |
メインカラーは赤と黒。
聖剣「火炎剣烈火」を模ったヘッドユニット「ディアゴシャープ」は火炎制御装置であり、名称通り炎を操ることが可能。火炎弾の発射や車体全体に炎を纏わせた突撃といった攻撃に転用する他、提灯よろしく小さな炎を点火して前照灯として使うこともできる。
座席の「ディアゴシート」は炎の剣士であるセイバーが搭乗するだけあった耐熱性に非常に優れ、超高温の中でも平常時と変わらない座り心地を維持。走行中でも車体制動やスピードコントロール、火炎剣を扱えるよう操縦桿「ディアゴブライド」は片手で操作を行えるよう設計されている。
ライドガトライカー同様、装甲「ディアゴバーディン」や車輪の「ディアゴスペルウィール」には『聖なる文字』が刻まれており、極限と形容される程の剛性の強化や装甲表面の炎の親和性を高めることでヘッドユニットの機能の最大化や、腐食が進んだ悪路でも走り抜ける走破性能を付与。トラックの荷台の隙間を通過する無茶な走行にも応える。
内燃機関「コルドロンモータ」が『聖なる炎』の力を変換して生み出す爆発的な動力により、ほぼ垂直な豆の木を駆け上がる機動性を誇る。
ディアゴスピーディーワンダーライドブック
『創刊！ディアゴスピーディー！』
「ディアゴスピーディー」を内包している特殊なワンダーライドブック。
アリメギド&キリギリスメギドによって崩壊へと向かう街を救うために戦う決意を固めた飛羽真に反応するかのように現れた。
他のワンダーライドブック比べると分厚く、ページを開くとディアゴスピーディーのパーツがバラバラに収められた様な造形。
特殊と称される通り他のライドブックと違ってジャンルが存在しないが、劇中では聖剣ソードライバーの一番左の物語枠に装填している。
製品化
2020年09月26日に「バイク変形 DXディアゴスピーディーワンダーライドブック」が一般販売。
各ドライバーにはセット可能だが変身聖剣やライドブックホンダナーなどには非対応。
2021年2月22日発売の食玩「装動 仮面ライダーセイバーBook5&ゼロワン＆ディケイド」にもラインナップ。食玩では珍しいシールなしだが、ワンダーライドブックへの変形ギミックはオミットされている。
余談
- ベース車はホンダCRF450L。
- 元ネタは言うまでもなく、分冊百科で有名な通販雑誌『デアゴスティーニ/DeAGOSTINI』。ワンダーライドブックの造形もデアゴスティーニが販売する分冊百科を思わせるものになっており、ちゃんと「付録」と書いてある。
- なおディアゴスピーディーのつづりは「DIAGOSPEEDY」である。
- 仮面ライダー関連の分冊百科を販売していたことでも有名。
- EDで毎週乗っているためそこそこ印象に残るが、本編での登場回数は僅か2回のみ。
関連項目
キングオブアーサー(仮面ライダーセイバー)：変形時のベースメロディが共通。
主役ライダーマシン
