伊203(艦隊これくしょん)
ふーみぃ
図鑑データ
注1:2021年艦これ公式カレンダーにて星灯り氏担当の「伊47」と一緒に描かれている為
「海ン中だと・・・・・・私が多分一番速いと思う・・・・・・。
潜高型の三番艦。伊203。フーミィ・・・かな?
危険? 私が?・・・・・・そんなでもないよ?」
概要
2021年春イベント「激突!ルンガ沖夜戦」で実装。
E2海域第3ゲージボスマスでのドロップ限定艦。現状最大2隻までドロップが確認されている。
伊201型潜水艦3番艦の伊203(伊号第二百三潜水艦)がモデル。
制服を準備している姿で2021年艦これ公式カレンダー5月に伊47と一緒に描かれており、その時見えていたゼッケンの文字数から早い段階で「伊203」だろうと予想されていた
E2の第3ゲージは潜水艦6隻と基地航空隊で容易に周回が可能。甲難易度でもゲージ破壊時に念のため支援艦隊を送るといいかな?位の難易度である。
周回が容易な上にサウスダコタや日進やヘレナ・有明・伊26等レア艦もドロップが見込める。
しかし物欲センサーに阻まれ伊203目当てで周回している提督のもとには先に上記のレア艦がドロップするが伊203がドロップせず、逆に上記のレア艦目当てで周回したらあっさり伊203がドロップしたという報告が多数上がっている。
季節ボイスやリアイベ等で慣れ親しんでいるが阿賀野型以外の新規艦を担当するのは酒匂以来。又これまで担当した艦とはキャラの方向性も違う為の初めて伊203の声を聴いても山田悠希さんが担当していると気づかなかった提督も多かった。
尚何の因果か阿賀野型も伊203も無印・改までの制服はどちらもヘソ出しノースリーブとなっている。
又実装時点でがその艦級での最新鋭である点も共通している。
容姿
潜水艦娘では初めて最初からセパレートタイプの水着(今大人気のセーラー水着)を着用していて良く見ると陸上選手のユニフォームの様な感じになっている。セパレートタイプの水着は期間限定イラストだと呂500等がいた。
艤装はU-511や伊26の様に艦首部分を分割したユニットを背部の艤装からアーム接続するタイプ。
オープンフィンガーの長手袋をはめた両手に機を持ち、足元はヒールが舵になっているオープントゥのサイハイブーツで、側面にスクリューが付いている。
改になると表情が少し柔らかくなり、ポーズも躍動感のあるものとなり艤装も
「機銃のグリップの色が灰色から茶色」
「長手袋が指まで覆うタイプ」
「胸のリボン末端の色が黄色から白」
「つま先の金属の補強が無くなる」
と変化している。
性格
淡々とした口調で接しているが改造後は少し自信が付いたのか少しだけテンションが上がっている。それでも時報等は淡々と進めるのは伊203らしさか。似た感じの艦ではイギリス軽巡洋艦のシェフィールドが近いだろうか(しかし此方はゴトランドばりに提督との距離感が近い)。江風と同じく、「ん」が一部「ン」に変わる。
高速潜水艦として建造された為か走るのが好きで昼食の後も食後の運動と言って走ろうとする他水中だったら誰も自分の前は走れないと豪語している。
速さ繋がりで島風聞き知っているようだが面識は一切ない様子。
しかし潜高型は水中速力の要たる電池に問題を抱えていた為時間があるときは電池の確認と整備をしている。入手時に聞き返してくる「危険?私が?」が伊203自身では無く電池の爆発事故を起こしている伊201と伊202の事を指していると思われる。
実戦経験が無い為知っている艦は第十一潜水戦隊の面子に限られるようで旗艦だった迅鯨型2番艦の「長鯨」は知っているが姉である迅鯨は面識が無く知らないとの事。その長鯨も伊203が竣工した時は舞鶴へ疎開していた為直接の面識はない様子。恐らく長鯨と一緒に舞鶴へ疎開していた姉の伊201から聞き知ったものと思われる。
時報の【19:00】に「姉1」からカレーの差し入れを貰っている。土曜定食との事。この「姉1」とは潜高型1番艦で同じ第十一潜水戦隊所属だった伊201の事だと思われる。
尚伊203自身が準備する料理は朝が「味噌汁のぶっかけ飯」と昼が「おにぎり」と大変質素。朝食は忙しい時はと言っているが普通に朝食を準備している艦娘の多数いるので秋月型同様に戦争末期の質素な生活が抜けきっていない様子。
尚母港ボイス・放置ボイスで提督が「貯糧品いれるとこ」をお触りしているボイスがあるが、電池と間違って触ったようだが。故意なのか偶然なのか。取り合えず憲兵さんこっちです
性能
Lv55で改造可能でスロットがもう1つ解放され2スロットなるがこれは多くの潜水艦と共通。
雷装は最大で【69】になり呂500と同値。
一方火力は最大でも【4】迄しか伸びず潜水艦中最低値。なんとまるゆの下回っており全艦娘を探してもこれより下は特務艦の宗谷位。まるゆは一応戦車砲を転用した四式37mm舟艇砲を装備していたのに対して伊203は機銃のみだった為と思われる。夜戦火力は【4+69=73】となり海防艦達よりも上になるので飽くまで火力のみに限った話である。
反面高速潜水艦としての性能は回避値に反映されており最大で【80】とこれ迄潜水艦のトップだった呂500の【68】を大きく上回って単独トップとなっている。
耐久値もケッコンカッコカリしなければ最大【13】でこれも呂500と同値でカスダメなら中破しない計算となる。
潜水艦としては珍しく対空値はついていて潜水艦で他にはルイージ・トレッリにしか見られない特徴である。これは機銃しか装備してなかった為だと思われるが機銃等は装備出来ない為完全にお飾りとなっている。
高速潜水艦となっているが飽くまで潜水艦の中でかつ水中航行時に限られるだけで速力は「低速」となっている。元々システム上水上航行時の速力で高速/低速は分けられておりかつその速度も27ノット以上となっている為水中でも20ノットを下回っている為「高速」扱いとはならなかった。
又誤差の範囲ではあるが燃料の消費が純粋な潜水艦としては重めの【40】でこれより消費が重いのは生まれつき潜水空母である第一潜水隊の面々となっている
小ネタ
1945年6月25日に呉で竣工し伊予灘で訓練に従事。結局連合国と戦闘する事なく終戦をむかえている。戦後アメリカに引き渡されハワイで調査の後伊201と共に海没処分となった。
伊号第二百一型の採用された蓄電池は実は甲標的用の特D型と呼ばれる物で、この特D型は充電を繰り返すと起電力も容量も急速に低下するという欠点があり、元々甲標的自体が1回こっきりの使い捨て兵器も同然だった為バッテリーの寿命は度外視して設計されていた。
この為水中航行時の最大速力の17ノットも新品の時にしか発揮されず、更に急速充電すると爆発事故を起こす危険性があり実際伊201と伊202は爆発事故を起こしている。