曖昧さ回避
- (主に自動車用の)レシプロエンジンにおいて、エンジン1基にターボチャージャーを2基用いる過給機構成の呼称。
- 1990年代に活躍した競走馬の名前。→ツインターボ(競走馬)を参照。
- 2. にちなんだウマ娘プリティーダービーのキャラクター。→ツインターボ(ウマ娘)を参照。
pixivにおいては主に3. の表記揺れとして使用されているが、本記事では原義である1. について解説する。
注意:検索妨害を避けるため、イラストのタグ付けは正しくお願いします。
自動車のツインターボ
メイン画像のRB26DETTに代表されるように、日本車において高性能エンジンの代名詞でもある。
主に6気筒以上の多気筒エンジンにおいて、アクセルペダルを踏み込んだ際のレスポンスの遅れ、いわゆるターボラグを抑えつつ、高回転までエンジンをスムーズに回して加速させるために採用される。
ツインターボが採用されるようなエンジンは通常は排気量が2000cc、ピストンが6気筒以上であり、その排気量に対し十分な過給を行うためには大容量のターボチャージャーが必要だが、大型のシングルターボを採用すればターボラグ、つまり運転者がアクセルペダルを踏んで排気が十分にターボチャージャーのタービンを回す力を得るまでにかかる時間を大きくなり、反応を悪くしてしまうことにつながる。そこでターボチャージャーを2つに分割し、小型のタービンで半分の気筒それぞれを担うようにすれば、ターボラグは小さくなるという理由である。