概要
イングランド北西部ノーサンバーランド周辺で伝承される、鎖を引きずった有角赤目の黒犬姿の邪妖精でヴァーゲスト、バージェストとも呼ばれる。
真夜中や霧が濃い夜に現れ、見てしまった者は親しい者が死ぬとされ、王などの重要人物が死ぬと吠えまわるという。
元々は邪悪な妖精全般を表していたようで、首無し男や熊(bar)の姿もとることができ、ヘルハウンド(ブラックドッグ)とも同一視されている。
黒犬とされるようになったのはシェイクスピアの『マクベス』(1606年)において、魔女の台詞にある「地獄の女神ヘカテーの猟犬たち」という一節の影響であるといわれる。
登場する創作
ユーリ・オズノフが搭乗する漆黒の龍機兵。
五本脚の蜘蛛のような格闘戦特化型のバーサーカー。