「あんたの顔も恐怖で歪ましてあげる」
データ
- 登場話:Episode.21「マッド・ブラザーズ」~Episode.23「ブレイブ・エモーション」
- 身長:172cm
- 体重:48kg
- 出身地:リバーシア星
- 罪状:大量殺人、破壊、略奪の限りを尽くし、79の惑星を消滅させた罪
- ジャッジメント:デリート許可
概要
一人っ子が存在しないと言われているリバーシア星人のアリエナイザー。
特キョウ指定の凶悪犯・ヘルズ3兄弟の長女で末子。三兄弟の中で唯一ヒューマノイドタイプだが、戦闘時にはヘルメットを装着したスーツ姿となる。
人間の生体エネルギーが好物で、それを奪う時には舌で唇を舐めるという癖がある。
戦闘力はかなり高く、初戦ではデカイエローを圧倒し、変身解除に追い込んだ他、ブリッツが加勢して形勢逆転した際にもツインカムエンジェルこと、デカイエローとデカピンクを完膚無きまで打ちのめした。操縦技術にも長けており、怪重機「ゴッドパウンダー」を操縦してデカレンジャーロボを全壊寸前にまで追い詰めた。
地球人の姿に変装する能力を持ち、街が破壊されていく様を絵に描くなど悪趣味な性質をしている。
劇中での活躍
自分たちの威圧的恐怖感に屈しないジャスミンを気に入り、仲間に引き入れようとしたが断られたため彼女を目の敵にする。
兄のブリッツと共にデカレンジャーと戦うが、ブリッツのグレイトフルテッドサンダーをデカブレイクと共に受け致命傷を負った。
しかし捨て駒にされてもなお忠誠心は忘れておらず、デカレンジャーに倒されたブリッツに自分の生体エネルギーを与えて復活させ、力尽きて消滅した。
後に『デカレンジャーVSアバレンジャー』でサウナギンナンが復活させた再生アリエナイザーの一員としてスぺキオン星人ジェニオと共に復活。
過去の女性幹部達のように自身はアバレイエロー、デカイエロー、デカピンクの女性陣3人と戦うが、七変化攻撃で追い込まれ、変身した彼女たちにデリートされた。
余談
デリート許可が下りたアリエナイザーでは珍しくデカレンジャーが直接の死因ではない数少ない存在である。
ゲスト怪人扱いではあるが、本作では珍しい敵側の顔出し幹部である。おまけにVSにおける再生怪人もスーツの流用ではなく当時を演じた女優をそのまま使う非常に稀な光景も見られる(オリジナルの役者を使うのは基本完全復活パターンである)。
名前の由来はサキュバス。
演じた蒲生氏は翌年放送の『仮面ライダー響鬼』にてレギュラー出演している。