概要
2021年6月に公開され、物語は前作「霹靂朝靈闕」に続く。「霹靂布袋戲」シリーズの主人公である素還真が化身も含め、一切登場していない。
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解説
前作「霹靂朝靈闕」までの戦いがすべて終わり、物語は前々作「霹靂兵烽決」の内容を中心に戻る。靖玄客と七大神秘の戦いに加え、新たに仏教の僧侶たちと魔族の戦いを描く。実質「霹靂兵烽決」の続編に該当する。視聴の際は、「霹靂兵烽決」を併せて見ると、より理解しやすい。
タイトルの碧血は、「熱血誠忠の士の流す血」を意味し、玄黃は「天地」を意味する。予告映像で月無缺のセリフによると、「碧血(熱血誠忠の心)を以て、玄黃(天地)を守る」という意味合いになる。
主な登場人物
三先天の仏教先天である僧侶剣客。本作の主人公。
「銀驃當家」の二つ名を持つ道士。靖玄客の一人「天權解懸星」。
金髪の仙人。靖玄客の一人「天璇龍琴星」。
問菩提(もんぼだい)
文武両道な元僧侶。とある理由で還俗して、有名な賢人になる。
神道師(しんどうし)
道具の解体と製作に長じる謎の道具師。武林での立場を中立に徹する。
靖玄島
(せいげんとう)
武林を脅かす「七大神秘」と戦い、闇を平定する組織。
上位者は「靖玄客」、それ以外の構成員は「靖玄者」と呼ばれる。
本作における味方勢力の一つ。
「名劍無名」の二つ名を持つ道士剣客。靖玄客の一人「瑤光破軍星」。
賦八落(ふはちらく)
靖玄者の一人。聡明な女性。
道即墨(どうそくぼく)
靖玄者の一人。腕の冴えた青年剣客。
無滅靈界
(むめつれいかい)
七大神秘の一つ・天地主宰と深く関わる組織。
目的は人間の文明を破壊し、かつて人間に支配されなかった自然な世界に戻すことである。
戾禍(れいか)
無滅靈界の主。天地主宰の分身である「元神」。
「無限に自由な新世界」を目指す。
幽明瞳朦(ゆうめいどうもう)
戾禍の愛娘。残虐な性格。
歌舒莫邪(かじょばくや)
舒龍琴心の生き別れた兄。親族の情を捨て、戾禍に協力する。
墮天隳魔眾
(だてんきましゅう)
破壊を目論む魔族。かつて仏教組織「滅度梵宇」を滅亡寸前まで追い込んだ。
王者・禁世淒狂の再臨に伴い、仏門の征伐を再開する。
所属する魔族は「隳魔(きま)」と略して呼ばれる。
禁世淒狂(きんせいせいきょう)
隳魔眾の王者。隳魔たちを率い、仏教組織をせん滅していく。
戾禍と協力関係にある。
禁世龍囂(きんせいりゅうごう)
隳魔眾の武将にして、禁世淒狂の息子。
父を敵視するが、部下思いな一面もある。
命無思(めいむし)
隳魔眾の指揮官。感情に囚われないヴァイオリン使い。
昡祭冥司(げんさいめいし)
隳魔眾の司祭。マッドサイエンティストな呪術使い。
仏門
本作に登場する仏門の関係者は、組織が複数あり、無所属の人物も登場する。
主に活躍する仏教組織は「滅度梵宇(めつどぼんう)」で、靖玄島と同盟を結ぶ。
滅度梵宇は、かつて墮天隳魔眾に滅ぼされかけた因縁がある。隳魔眾の征伐を防ぐために動き出す。
本作における味方勢力の一つ。
劍默言(けんもくげん)
佛劍分說の弟子。僧侶剣士の青年。
地僧無塵(ちそうむじん)
滅度梵宇に所属する「禪海四修」の筆頭。砂塵を使いこなす僧侶。
宗佛(そうぶつ)
滅度梵宇の主である高僧。
用語
靖玄客(せいげんかく)
武林を襲う災いや闇の勢力と対抗するために、選ばれた者たち。
「靖玄」という単語は、「闇を平定する」という意味である。靖玄島を修行拠点として、時に応じて姿を現すとされる。靖玄客を補佐して、その候補生となる者は「靖玄者(せいげんしゃ)」と呼ばれる。
モチーフは北斗七星。
名称 | 対応する星 | 読み方 | 備考 |
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意琦行 | 開陽武曲星 | かいようぶきょくせい | |
倦收天 | 瑤光破軍星 | ようこうはぐんせい | |
原無鄉 | 天權解懸星 | てんけんかいけんせい | |
劍風雲 | 天樞貪狼星 | てんすうどんろうせい | 死亡 |
月無缺 | 天璇龍琴星 | てんせんりゅうきんせい | |
不明 | 天璣伽藍星 | てんきがらんせい | |
不明 | 玉衡冥神星 | ぎょくこうめいしんせい | 加入を拒む |
不明 | 輔星 | ほせい | |
不明 | 弼星 | ひつせい |
関連タグ
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