概要
生まれながらにして、強大な力を得る代わりに何かを強制的に犠牲にしてしまう現象。作中では一定数この天与呪縛を背負う者がいる。
天与呪縛で失うものは呪力以外にも体の感覚など複数の種類がある。
なお九十九由基は夏油傑との会話の中で、禪院真希のように一般人程度の呪力を持つのはざらにあるが、伏黒甚爾のように完全に呪力を持たない縛りは珍しいとのこと。
ちなみにあくまでも呪術的なものであるためか、能力の開示による縛りが有効となる。
非術師が天与呪縛を背負うことがあるのかは不明。
主な該当者
- 伏黒甚爾…呪力を完全に持たない代わりに異常な身体能力を持つ、天与呪縛のフィジカルギフテッド。呪縛の強化によって視覚や嗅覚などの五感が呪霊を認識できるまで鋭くなっており、呪霊を腹に入れる等、呪いへの耐性も獲得している。
- 禪院真希…人並みの呪力しか持たない代わりに、人間離れした身体能力を持つ。呪力が完全なゼロでない故に呪霊が見えず、身体強化も甚爾に比べ中途半端だが、これには理由があり…。
- 究極メカ丸…生まれながらにして右腕と膝からの下の肉体と腰から下の感覚がなく肌も脆い代わりに、日本全土に渡る広大な術式範囲と実力以上の呪力放出が与えられている。