霧島マナ
きりしままな
CV:林原めぐみ(※)
概要
2001年4月11日生まれ / 14歳 / O型
第壱中学校2年A組への転入生で、明るく積極的な性格で実はナルシスト。とある事情から碇シンジに想いを寄せていくようになる。
父親は水没した旧東京の干拓作業員、母親は雑誌編集者。両親との関係はかなり悪く、名前で呼ぶことすらない断絶状態になっている。ちなみに、両親の夫婦仲も別れてないのが不思議なくらいに悪く、シンジ達とは違うベクトルで人間関係に絶望している模様。
名前の由来は、戦艦霧島から。
※:ただし、元々の命名ルールだと艦船名はネルフ関係者のみが持つはずなので、外部の人間である彼女が艦船名を持つのはおかしい。
外見は、意図的に綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーの中間になるようにデザインされている。
特殊な過去があったりするアニメ本編のキャラと比べ、ある意味常識的で、正統派ヒロインともいえる。
※:当初マニュアルでの彼女の紹介では誰が担当しているのかはゲームを始めるまで秘密になっていた。
ゲーム「鋼鉄のガールフレンド」では…
謎の移動物体の襲撃事件の翌日、エヴァチルドレン達のクラスに転入してくる。そのタイミングと何故か転校初日からシンジに積極的に接触を図るうえ、外部には秘密の筈のエヴァンゲリオンについての質問をし、さらに勝手にシンジの後をつけてネルフ本部に侵入まで行うなどしたため、アスカには昨日の騒ぎに関わっていて、NERVへのスパイではないかと疑われる。
その後、謎の移動物体の正体が戦略自衛隊から脱走したロボットと判明。疑惑が深まる一方でシンジとの関係も親密になっていき、芦ノ湖へデートに行き(選択によってはキスしたり混浴風呂に入る)ほどの関係へとなって行く。最終的に、彼女の謎の行動は言い訳できないレベルとなり、NERVやアスカからの疑いの目も強まっていき…
この先ゲームのネタバレ注意
正体はアスカやNERVの危惧した通り、戦略自衛隊から送り込まれたスパイ。
最初はターゲットとして碇シンジに接触したが、逆に彼に惚れ込んでしまう。
スパイとして送り込まれる前は、戦自の制作した陸上巡航艦トライデントのパイロット候補だったが、本機の操縦性の欠陥から内臓を壊してしまいパイロットを降ろされる。
この事を踏まえ、この操縦性の欠陥を克服するために目をつけられたのが使徒との激しい戦闘を行っているエヴァンゲリオンの機密情報だった。
このエヴァンゲリオンの機密情報を得るために、ちょうどエヴァチルドレンと年齢が同じだった彼女に白羽の矢がたつことになる。
しかし彼女は、少年兵時代に仲の良かったムサシとケイタ両名のトライデントによる脱走も手引きしていた。ケイタが捕えられたことでこのことが戦略自衛隊にばれ、更に既にスパイだという事を知って利用するつもりでいた碇ゲンドウ達の手により、そのまま戦略自衛隊に連れ去られてしまう。
結局、彼女はトライデントのパイロットをおびき寄せ、降伏させる人質に使われる事になる。騙されていたと落ち込んでいたシンジは加持リョウジに発破をかけられて奮起し、彼に協力するトウジとケンスケの三人で彼女を救い出そうとする。
しかし、そこに出現したトライデントにより事態は混迷を極め、結局、パイロットのムサシ・リー・ストラスバーグにマナは連れ去られてしまう。
エヴァとは違う意味で機密の塊であるトライデントをパイロットごと全てを無かったことにするため、N2爆弾をのせた戦略自衛隊の戦闘機が近づく中、シンジは彼女を救出しトライデントを制止するために出撃することになる。
補足
「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド」「新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画」などの外伝にのみ登場するキャラクターである。ただし、ゲームの前者と後者では性格・外見はともかく立場などは異なっている。
一部では、何故ヱヴァンゲリヲン新劇場版に出さなかったなどの声もあるなど、ゲームオリジナルキャラながら一定数の根強い人気もあるキャラである。