概要
サリヴァン(Sullivan)は、英語圏の姓あるいは地名。古いアイルランド語(ゲール語)で「小さな黒い瞳」の意味がある。
『エンドオブエタニティ』のサリヴァン
ゲーム『エンドオブエタニティ』のキーパーソン。メイン画像右側の人物。
物語で起きる悲劇の黒幕にして元凶。特にリーンベルにとっては目の仇と言える存在。
教皇・フリーダを失い悲しみに打ちひしがれていたカーディナル・ロエンをうまい事言いくるめてゼニスによる寿命決定システムの研究を開始。
リーンベルを含めた20人の子供たちのクォーツを1年毎に1つづつ割れるように設定し、彼女ら実験体をその番号と同じ寿命にするという実験を行うもリーンベルの時にエラーが発生。
しかしそのことをロエンが知れば「罪のない子供たちの命を無駄にした」として怒りを買うのは目に見えていたため沈黙を保ち、リーンベルのクォーツが割れたように細工した。終盤でロエンにリーンベルの生存を知られ、実験は失敗に終わっていたことを詰問され、銃殺された……はずだった。
ちなみに、彼はリーンベルのクォーツを自分が予定の時間に来なかったら壊すようにレベッカに命じていたのだが、実はそのクォーツは昔リーンベルの看病をした医者の手でサリヴァン自身の物とすり替えられており、結果的に彼のクォーツはレベッカによって壊されている。
実は5年前、外界の住人・レベッカに殺されたヴァシュロンを保護し、そして、ヴァシュロンを殺した際に聖刻を受けた影響で幼児化し言葉を発せなくなったレベッカを匿い、彼女の食料である血液を調達していた。
物語終盤で死んだとされたが細胞の癌化を応用した研究で不死身の肉体を得たらしく、本編終了後のエクストラステージの最奥でレベッカと共に確認される。ラスボスも凌駕する本作最強の敵として決着をつけることとなる。
砲台攻撃を行うレベッカの支援攻撃を受けての強烈な打撃攻撃が恐怖だが、強大な力を手に入れたばかりであるゆえか、その力をうまく使えていないらしく、攻撃を喰らわなければ倒す事は比較的容易である。
なお、サリヴァンも当初はゼニスの寿命システム解析の方に興味を傾けていたが、レベッカとの出会いから「永遠への憧憬」を抱くに至り、不老不死の研究にシフトしていったという。