概要
サリヴァン(Sullivan)は、英語圏の姓あるいは地名。古いアイルランド語(ゲール語)で「小さな黒い瞳」の意味がある。
『エンドオブエタニティ』のサリヴァン
ゲーム『エンドオブエタニティ』のキーパーソン。メイン画像右側の人物。
物語で起きる悲劇の黒幕にして元凶。特にリーンベルにとっては目の仇と言える存在。
銀髪が特徴的な男性。年齢は43歳だが20代に見えるくらい若々しい。
当初は敬語で礼儀正しい振る舞いをしていたが、終盤に行くにつれて狂気的な本性を露わにしていく。
過去
5年前にはヴァシュロンたちアーミーと共に聖刻の調査に向かうが、突然現れた謎の少女によって部隊は壊滅。サリヴァンは先に逃げてしまったようで、ヴァシュロンから悪態を吐かれていた。
ヴァシュロンと謎の少女は相討ちになり、一部始終を見ていたサリヴァンによって二人とも保護された。その少女は記憶を失っており「レベッカ(メイン画像左側の少女)」と名付けられた。
ヴァシュロンには悪態を吐かれたものの以後も普通に付き合っており、サリヴァンも彼に対してだけは敬語は使っていない(ヴァシュロンがどう思っていたのかは不明だが、逃げたと思ったら引き返して助けに来てくれたと思ったのかもしれない)。
活躍
20年前。教皇フリーダを失い悲しみに打ちひしがれていたカーディナル・ロエンをうまい事言いくるめてゼニスによる寿命決定システムの研究を開始(ゼニスの寿命管理から解放するという名目で後ろ盾にした)。
リーンベルを含めた20人の子供たちのクォーツを1年毎に1つづつ割れるように設定し、彼女ら実験体をその番号と同じ寿命にするという実験を行うもリーンベルの時にエラーが発生。なぜかクォーツが割れなかった。
しかしそのことをロエンが知れば「罪のない子供たちの命を無駄にした」として怒りを買うのは目に見えていたため沈黙を保ち、リーンベルのクォーツが割れたように壊れたクォーツと摩り替えた。
終盤にてロエンにリーンベルの生存を知られてしまい、察知したサリヴァンも逃亡しようとする。だが逃げ帰った邸宅にて主人公たちに捕まり、リーンベルのクォーツを渡すように詰め寄られる。危うくゼファーに殺されそうになったがヴァシュロンに助けられ、これ幸いと「私を殺せばリーンベルのクォーツの在処は分からなくなる」と告げて命乞いをする。
直後、現れたロエンによって銃殺された……はずだった。
ちなみに、彼はリーンベルのクォーツを自分が予定の時間に来なかったら壊すようにレベッカ(メイン画像左側の少女)に命じていたのだが、実はそのクォーツは昔リーンベルの看病をした医者の手でサリヴァン自身の物とすり替えられており、結果的に彼のクォーツはレベッカによって壊されている(つまりサリヴァンは、リーンベルのクォーツを持っていると思い込んでいたに過ぎなかった)。
そしてクォーツを破壊されたサリヴァンは……。
死後
物語終盤で死んだとされたが細胞の癌化(クォーツが砕けたことによる影響)を応用した研究で不死身の肉体を得たらしく、本編終了後のエクストラステージの最奥でレベッカと共に登場。
ラスボスも凌駕する本作最強の敵として決着をつけることとなる(ただし控えめに見てもレベッカの方が強い)。
砲台攻撃を行うレベッカの支援攻撃を受けての強烈な打撃攻撃が恐怖だが、強大な力を手に入れたばかりであるゆえか、その力をうまく使えていないらしく、攻撃を喰らわなければ倒す事は比較的容易である。
戦闘後は立ち上がれないほどのダメージを受け、主人公たちも銃弾を撃ち尽くしたため見逃された。
その際に主人公たちを認める発言をしたが、彼らには相手にする価値もないと言わんばかりに無言で立ち去られた。
なお、サリヴァンも当初はゼニスの寿命システム解析の方に興味を傾けていたが、レベッカとの出会いから「永遠への憧憬」を抱くに至り、不老不死の研究にシフトしていったという。
表記揺れ
関連タグ
海原神:シティーハンターの登場人物。「人体実験によって不死身の肉体を得る手段を見出す(不死の力に目が眩んで暴走する)」など一部共通する設定・展開がある。