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フロントミッションのゼニス

ジェイドメタル・ライマン製のヴァンツァー。汎用性に優れ、主にOCU軍の主力機として活躍。機動性の高さを注視され、以降はその方向で新作を開発することとなる。

「Zenith=頂点」という名が示す通りフロントミッションシリーズの「顔」となるべくして生まれた機体であり、スクウェア・エニックス”フロントミッション・プロジェクト” のシンボルマークとして親しまれている。

ゼニスのバリエーション

●ゼリア

ゼニスの後継機開発の途上、副産物として生まれた機種。実戦データ収集のために試験的に製造されたが、その性能が高かったため、市場投入されるようになった。

『フロントミッション4』では、後継機にゼリアⅡが登場している。

●ゼニスV

第二次ハフマン紛争中に登場した機体の中で、最高の機能とバランスを誇る機体。「ハフマンの戦慄」とも謳われた。『2nd』の年代では多くの機体が退役し、海防軍に配置されるのみとなっている。

そして、『ロードオブヴァーミリオン』のPC版である「アリーナ」で予想外のコラボ参戦を果たす事になった。『聖剣伝説』や『ヴァルキリープロファイル』等の参戦メンバーの横にゼニスVが並ぶ姿は衝撃を受ける事は間違いないだろう。

●ゼニスRV(ゼニスレブ)

ゼニスVの発展型。『FMO』から『4th』『2nd』『3rd』と多くのシリーズで新鋭機として登場する。

2112年を舞台とした『3rd』では主人公の初期機体として登場、さすがに時代遅れになっていたようである(隣に置かれていた107式 強盾を含めて『研究用のポンコツ』とまで貶されていた)が、【絶対先行】【ダブルアサルト】など、修得可能なスキルは優秀で耐久力や回避率も高い部類に入り、改造を重ねることで終盤でも活躍できる。

『4th』ではダリルサイドでの隠し機体として登場、『5th』では改造バリエーションの一つとして登場する。

●グレン専用ゼニス

『フロントミッション5』より登場。ゼニスVをベースにバイオニューラルデバイス(S型)との連動機能を搭載したカスタム機。グレン・デュバル専用機。

ハードモードでのサバイバルシミュレータを完全制覇することで入手できるが、パーツ一つ取得のため、セットとして入手するためには最低でも4度はクリアしなければならない。

●カレン専用ゼニス

携帯電話ゲーム『フロントミッション2089-Ⅱ』に登場。バイオニューラルデバイス(B型)にされる前のカレン・ミューアが乗り込む。

●ゼニスpb8

漫画『フロントミッション DOG LIFE & DOG STYLE』に登場。名前はゼニスなのに外見はイグチ社の強盾にしか見えない。

●オプションパーツ

  • ダスラークロー

格闘専用に特化した鍵爪つき右腕。肘部に装着されているバーニアを点火することで、高速で打撃を繰り出すことが出来る。『1ST』において猛威を振るった格闘用武器腕である。『5th』でもハードモードでのサバイバルシミュレータの終盤で低確率で入手できるレアパーツとして登場。

  • ドラゴンハンド

肩に大型パイルバンカーを搭載した格闘用武器腕。ダスラークローよりも強力で、DS版『1st』『2089』で2周目以降のプレイの際に特定の場所で取得可能。元々は、SFC版で武器アイテムとして登場する予定だったが、開発の都合により没になったアイテムであった。

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