CV.山崎はるか
概要
本作のヒロインの一人。原作小説では2巻から、アニメでは第4話から登場。
昊陵学園英国校からやって来たイギリス人。
幼少の頃からハンティングを趣味にしており、銃の分解や組み立てを何度も行ってきたため銃の構造に精通している。そのため本来はその複雑さゆえ精神力で具現化することが不可能なはずのライフルを出すことが出来る。
先述の彼女の趣味に加え常に執事の女性を従えていることから、かなりの名家の出身のようである。
そのためかプライドが高い上、自己中心的な性格をしている。おまけに例え一旦自分の敗北を認めても、すぐにリベンジを宣言してしまうなど、執念深い。
実は、昊陵学園のボス、九十九朔夜と懇意であり、平気で彼女とタメ口で話すことが出来る。
彼女の来日の目的は、楯を出せるという自らと同じ変わった能力の持ち主である九重透流とデュオを組むことである。
しかし、彼に「俺にはもう先約者(ユリエ・シグトゥーナ)がいる」と断られたため激怒。その後開かれた2年生の選抜メンバーとの交流戦で突然現れるや否や彼ら全員をたった1人で倒し、直後に透流たち1年生に生存闘争(サバイヴ)という勝負を申し込み、透流、ユリエ、虎崎葵、穂高みやびを除く1年生たちをも倒した。
圧倒的な強さを見せる彼女だったが、最後は透流ら4人が仕掛けたトリックプレーに屈してしまった。しかもそこに突然謎の3人組の男たちが現れ拉致されそうになるが、透流たちによって救出され事なきを得る。
戦闘が終わった数日後、怪我で入院中の透流の病室を訪れ今までの無礼な振る舞いを透流たちに謝罪。その後、透流と話している途中に突然、彼の頬にキスをし、「あんたのこと、未来の旦那様にするって決めたから」と告げ、その場にいた者たちを唖然とさせた。
そしてその後も、何かにつけて執念深く透流に近づいているが、透流の相方のユリエに振り回されることもしばしばある。しかも思わぬライバルも出現しており、彼女の「野望」が叶う日は遠そうである。