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バート・レミングの編集履歴

2021-07-02 08:56:02 バージョン

バート・レミング

ばーとれみんぐ

バート・レミングとは、アニメ『F-ZERO ファルコン伝説』に登場するキャラクター。

概要

CV:田中秀幸


ミュートシティにあるコーヒーハウス「ファルコンハウス」のマスター(店主)を務める壮年男性。4月10日生まれのA型。好きな花は「サルビア」。

本作の主人公リュウ・スザクは、彼がまだ150年の冷凍睡眠から復活して間もない頃からの常連であり、以降も彼の仲間である高機動小隊の面々やF-ZEROパイロットたちの憩いの場となっている。とくにリュウとは、上述の経緯からくるジェネレーションギャップや若輩ゆえの悩みを抱える彼に対し、助言を与えたり、わざわざ店を貸し切りにして相談を受けたりなど、客商売を越えた友人とも呼べる間柄でもある。


飲食サービスとグッズ販売を展開するファルコンハウスを一人で切り盛りしていたが、後に惑星ヘルでの騒動を終えて帰還したリュウが連れてきた11歳の少年クランク・ヒューズを保護し、衣食住を与えると共に店の手伝いを任せている。


作中では主人公たちの心を陰ながら支える大人の男性といった人物なのだが…

ファンの間ではどちらかというと、各話エンディング後に挿入される解説コーナー『バートのF-ZERO教室』でのフリーダムな彼のほうが有名である。

※ 詳しくは「バート先生」の記事を参照。


人物

七三分けの茶髪に青い瞳、左眉尻にある一筋の切り傷跡が特徴の壮年男性。

「マスター」ということもあり、普段は袖を絞った白ワイシャツに赤い蝶ネクタイ、黒いスラックスの上にエプロンを巻いた清潔感ある出で立ちをしている。


一人称は「私」。職業柄か物腰も柔らかで、友人のリュウを含め来客のことは基本的にさん付け、丁寧な敬語を用いる。少年のクランクに対しては呼び捨て、且つ接客時よりも幾分砕けた口調を用いることもあるが、これは彼のことを家族として認識した上での信頼の表れとおもわれる。


性格は非常に落ち着きのある温和な紳士だが、その一方で熱狂的なF-ZEROファンでもあり、まだ一人で店を切り盛りしていた頃はレースの日に店を閉めて観戦に出かけてしまうことも多かったとのこと。


好きな食べ物は納豆。F-ZERO教室では何故か「アレ」と呼称し、モザイクまで入れている。

嫌いな食べ物はしいたけ(ダークミリオンの本拠地を連想させるため)。


ファルコンハウス

バートが経営するコーヒーハウスで、赤い2階建てバスのような外観が特徴。

主にコーヒーを取り扱っており、マスターが注文客の好みを読み取り、その都度ブレンドしているらしい。また、モーニングセットやカレーライス(納豆入り)、ケーキといった軽食も楽しめ、いずれもマスターの手作りとのこと。飲食物以外ではF-ZERO関連グッズも販売しており、Tシャツ、人形、風船ガム、自由帳など充実。また店内の壁の各所にはF-ZEROの人気パイロットたちの生写真やサイン色紙も飾られている。


営業時間はAM8:00からPM9:00までだが、上述の理由で突然休業してしまうことも多いらしい。普段はバートとクランクの二人で店を回しているが、一時期はレオンもアルバイトとして働いていた。


因みに、バートの自宅はファルコンハウスに隣接している大きなビルであり、部屋が70室はあるという大豪邸である。寝る部屋も日によって変えているらしく、各部屋に最低限の寝具が常備されている模様。また、バートが勝手に作ったリュウ専用の部屋もあるらしい。


関連タグ

F-ZERO ファルコン伝説

カフェ 喫茶店 マスター

バート先生(←解説コーナーでのカオスな彼についてはこちらを参照。)


※ 以下、本編のネタバレ注意。














バート レミング

その正体は、F-ZEROレースで活躍するF-ZEROレーサーにして、リュウたち高機動小隊の危機を何度も救っている謎の覆面パイロットキャプテン・ファルコン。同時に、かつてジョディ・サマーを庇って殉職した兄“アンディ・サマー”であることが明かされた。


かつて共に銀河警察の一員だったアンディとジョディの兄妹は、凶悪犯罪者ゾーダの追跡中、彼が逃亡時に放ったバズーカ砲を被弾し、ジョディは半身を失うほどの重傷を負ってしまう。


妹を咄嗟に庇ったアンディ自身も相当の重傷を負ったとおもわれるが、それでも辛うじて命を繋いでいた。しかし、なにか思うところがあったのか、ジョディ含む周囲にはこの一件で死亡したことにし、謎のF-ZEROパイロット「キャプテン・ファルコン」へと転身。ゾーダも属する悪の軍団「ダークミリオン」の首領ブラックシャドーの陰謀を止めようと暗躍するようになる。

なお、本作におけるキャプテン・ファルコンは、遥か昔より存在する正義の味方の名前で、少なからず第1回F-ZEROグランプリが開催された約70年前には存在していた。このことから、アンディもまたどこかしらで先代のファルコンよりその称号を継承したと推察される。


150年前に同じくゾーダによって誘発された大事故により重傷を負いコールドスリープしているリュウ・スザクが、宇宙の危機を救う者“セイブス”であることを察知したファルコンは、ブラックシャドーの恐るべき計画を阻止する希望として見出し、天才外科医 兼 科学者のドクター・スチュワートを介して、リュウの完全治療と高機動小隊への入隊を打診し、またスチュワート自身にもF-ZEROマシン「ドラゴンバード」の設計図と超エネルギー体「リアクターマイト」を託した。


リュウの復活後はファルコン、バートの2つの顔それぞれでリュウの成長をサポートし、ワープゲートでの一件では、リアクターマイトの超エネルギーによって発動されるスピンブースター(通称“ブーストファイヤー”)を伝授した。


また、銀河警察時代にはクランクの父ロイ・ヒューズとも友人関係にあり、ファルコンに転身後、とある敵勢の施設にスパイとして潜入していた彼と偶然にも再会する。しかし、間もなくゾーダが追手として現れ、ロイは自ら犠牲となってファルコンこと友人アンディを逃がした。彼の遺志を汲んだファルコンは、その後惑星ヘルにて暮らす息子のクランクに接触。父亡き後、クラッカーとして犯罪行為に手を染めていた彼を説き伏せ、ミュートシティへ行くように促した。クランクは、その後リュウたち高機動小隊の宇宙船に密航してミュートシティに渡り、困り果てたリュウに連れられる形でファルコンハウスを訪れた。バートは自らクランクを引き取ることを提案し、以降は彼の店を手伝いながら過ごすようになる。


後にスチュワートの医療・科学それぞれの技術を駆使しサイボーグ「マイティー・ガゼル」として復活したロイとの一連の騒動を経たクランクに対し、自身の正体がキャプテン・ファルコンであることを明かした。クランクは、バートのこれまでの経緯や父ロイとの恩顧で自身を保護してくれたことを改めて理解し、以降はバートがファルコンであることは二人だけの秘密となった。

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