概要
旧浦和市の東部が該当。東にあるのに東区ではない。
鉄道駅は東浦和駅、浦和美園駅の2つ、高速道路は東北自動車道の浦和IC、さいたま新都心線のさいたま見沼出入口を抱える。
緑区と名のつく通り区内には見沼田んぼと呼ばれる広大な緑地があり、この緑を活用したさぎ沼記念公園、大崎園芸植物園、見沼自然公園などが区内に存在する。
また、埼玉サッカーの聖地にして浦和レッズの本拠地である埼玉スタジアム2002も緑区にある(企業としての浦和レッズも登記上は緑区の当スタジアム内にある)。
最近では浦和美園駅周辺の開発事業が進んでおり、イオンモールがその中心を担っている。
近年私立大学として浦和大学が区内に設立された。
緑区と聞くとどことなく発展していないイメージがあるが全くそんなことはなく、むしろ旧浦和市の中では浦和区に次いで人口が多い。
古くは区内どころか現在の大宮・川口の辺りまで見沼という大きな沼が辺りに広がっていたため、あまり人の住まない荒れ地になっていた(ちなみに氷川神社は元々この沼の神様である)が、江戸時代に幕府の手によって干拓が行われ、多くが農地化したことで人口が増加した。また、区内の大門に日は光御成街道の宿場も設けられ、宿場町として栄えた。
見沼田んぼは長いこと開発が禁じられ、現在でも緑地が多く残っているが、それ以外の場所については旧浦和市のもとて宅地化が進み、現在に至っている。
……見沼田んぼがあるのだから、こちらが見沼区でよかったのでは?というツッコミは禁句である。