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SUNNY(OMORI)の編集履歴

2021-07-15 21:21:52 バージョン

SUNNY(OMORI)

さにー

OMORIの登場人物。

You see a boy sleeping in his room.(部屋で男の子が寝ているのが見えます。)

What's his name?(この子の名前は?)

― 現実世界編・冒頭より


概要

プロフィール

年齢16歳
生年月日7月20日(かに座)
武器素手ナイフハエ叩き?????
固有能力障害物を斬る
苦手なもの高い所、蜘蛛、水(溺れること) ※後にすべて克服
イメージフラワー白いチューリップ

『OMORI』のもう一人の主人公。現実世界パートで操作することになる。

SUNNYという名前はデフォルトネームであり、実際はプレイヤーの手で別の名前に変更できる。

(某地底のRPGのように、既存のキャラの名前はつけられない。ここで作者の名前を入力すると…?)


容姿

夢の世界の主人公であるOMORIと容姿が酷似しているが、少しだけ背が高い。

それでも身長はAUBREYKELに抜かれており、4人の中では最小、BASILよりも少しだけ背が高い程度である。

おまけに引きこもっていた影響か、4年前よりも痩せており肌も少々青ざめている(AUBREY談)。

服装はBASILとおそろいで、白いワイシャツの上に黒ベスト、カーキ色のショーツ、白ソックスと黒い靴。

無口で気力を感じさせない無表情だが、もともと夢見がちで感情を表に出さない人物らしく、写真の前でも笑顔を見せる気がないらしい。


人物像

元は内気だが優しい少年で、姉のMARIやお隣さんのHEROKEL兄弟、AUBREYBASILらと充実した幼少時代を送っていた。

ところがMARIの死を境に、そのショックからひきこもりとなってしまった。その間はほぼ寝たきりで、夢の中で突然現れたもう一人の自分と出会ったことで、彼を通じて夢の中の世界へ冒険するようになる。

現在は母と二人暮らしで、ゲーム本編開始時には家を売りに出して都会へ引っ越す予定だった。


能力

現実世界の人物なので、特に際立った能力は持たない。それどころか、引きこもっていたせいか身体能力は貧弱。

最初期はいろいろと恐怖症を患っており、それぞれの恐怖の化身たる何かの幻覚に襲われるが、誰かの声の導きによって一つずつ克服していく。

同じ恐怖症を持っていたOMORIも、それに伴って恐怖を克服することで、それまで進めなかった場所に進めるようになる。

武器は場面によっていろいろ変わるが、基本的に素手。ただし、OMORIと同じく蜘蛛の巣をナイフで切ることが出来る場面も存在する。



ゲーム中の活躍(通常ルート)


真夜中のプロローグ

現実世界編では、引っ越しの3日前の真夜中に目を覚ますところから始まる。

空腹に耐えかね、高所恐怖症を押して台所へと降りる際に何かに遭遇し、拾ったナイフで攻撃するも効果なし。

そんな時に気持ちを落ち着けるよう誰かの声が聞こえ、その通りに深呼吸すると、いつの間にか下の階についていた。

冷蔵庫にあったステーキを食すが、気分が悪くなってトイレで吐き戻してしまい、そのまま再びベッドから夢の世界に旅立つのであった。

(この際玄関でノックする音が聞こえてくるが…?)








※ここから先、OMORI本編のネタバレが多く含まれます。

※閲覧は充分ご注意の上、自己責任でお願いします。






























三日前

引っ越しがあと3日に迫った朝、玄関でノックする音が聞こえたのでドアを開けてみると、そこには成長したKELが立っていた。

KELはもうすぐSUNNYが引っ越す前にもう一度だけ一緒に遊びたいという事で、4年ぶりに外に出ることに。


遊ぶついでにHEROへのお土産を買って公園に寄ったところ、AUBREY率いる不良グループにいじめられているBASILを発見。

AUBREYを止めようと先走るKELに引っ張られるままに戦闘に入る。かつて友達だった人たちを前にしてもなお釘バットを片手にヤる気満々だったAUBREYだが、

SUNNYがステーキ用ナイフを持ったまま外に出てしまっていたことで事態は一変。不良一行はうろたえて撤収し、KELはSUNNYからナイフを取り上げる。(※この際、SUNNYが通常攻撃したか否かで微妙に展開が変化する。)


なんとかBASILを助け出して彼を家まで送り届けるが、AUBREYがBASILのアルバムを持って行ったまま返してくれないという話を聞いてKELがまたしても激昂。

KELに振り回されるままにAUBREYを探し回った末、何とか彼女からアルバムを取り戻す。


BASILの家にアルバムを返しに行った成り行きでそのまま夕食をごちそうしてもらうことになる。

その準備の際、BASILからSUNNYが持っていた方がいいとして、彼のアルバムをもらうことになったが、写真の一部はすでに抜き取られていた…。



その夜

Something Behind You


"You... You can see it too, can't you?"(き…君にも見える、よね?)

"SOMETHING… behind you…"(後ろに…何かが…)

―BASIL


夕食中に急にトイレに駆け込むBASILだが、何か様子がおかしい。

様子を見にSUNNYも後を追ってトイレに入ってみると、そこには黒い影のようなものに取り囲まれて怯えるBASILの姿があった。

そして自身もふと鏡を見ると、背後に何かが映っていた。長い髪のようなシルエットに、縦に開く単眼を持った、不気味な影が。

独りうろたえるBASILをよそに、逃げるようにトイレから出ていくと、そのまま自身の家まで帰路に着いた。




二日前

次の朝、KELに呼ばれるままに再び外に出ると、大学から帰ってくるHEROの出迎えの手伝いに付き合うことに。

お使いを済ませてKELの家にお邪魔していると、BASILの家の家事手伝いより彼が帰ってこないことを伝えられる。


BASILを探しに公園の奥に行くと、彼はまたしても不良グループに絡まれていた。不良たちを止めるために彼らと激突する。

バトル後もKELはAUBREYを説得するが、彼女は逆上してMARIの死後に自分から離れて行った二人を責めたてた。

そして八つ当たりとばかりにBASILに詰め寄り、なだめようとした彼を突き飛ばしたところ、BASILは池に落ちてしまう。

泳げないBASILを助けるためにかつて自分も溺れかけた池に飛び込むSUNNYだったが、帰ってきたばかりのHEROに助けられて事なきを得る。


BASILを家に送り届けてHERO・KEL兄弟の家で一晩過ごした後、最後の日に寂しくならないようにと兄弟たちも一緒にSUNNYの家に一夜泊まることになった。



その夜中

夢の世界の冒険の果て、真実と向き合い始めていたことでOMORIはSUNNYの元を離れ、夢のBASILを殺害。そして赤い手の玉座にて、SUNNYと対峙する。

…というところでベッドから落ちて目が覚めると、下の階のピアノの部屋で誰かがピアノを弾いているのが聞こえてきた。

ピアノの部屋に行くと、そこにいたのは死んだはずのMARIがだった。彼女自身が死んだ日、姉弟のリサイタルが開かれるはずだったあの日についてを、

彼女の想い入れの曲を弾きながら語るMARI。しかしHEROが入ってくると、MARIの姿も見えなくなっていた。




最後の日

生まれ育った町の最後の朝食を摂ろうとすると、AUBREYの不良仲間が彼女が家から出てこないことを伝えに来ていた。

AUBREYは変わってしまっていると主張するKELをよそに彼女の家まで様子を見に行ってみると、彼女は部屋でじっとしていた。

彼女の部屋にあったMARIの写真を返してもらってアルバムに収めると、BASILの家にて彼の様子を尋ねに行く。

BASILは祖母の緊急入院の付き添いで夕方まで帰ってこないとのことだったため、それまでHEROの提案でかつての4人で遊んで回ることになった。


公園や兄弟の家など思い入れのある場所を回った後、SUNNYの家の裏庭にあるツリーハウスへと足を運ぶ。

そこで最後の写真をアルバムに戻し、夕方となったところで再度BASILを尋ねに彼の家に行く。

しかしBASILは帰った後も部屋に閉じこもってしまっていたため、彼の家で一晩過ごし引っ越しの朝を待って改めて会うことにした。



運命の時

その夜WHITE SPACEにて目覚めたSUNNYは、真実の隠された黒い電球を床に叩きつけて割った。その瞬間急に暗転した先であの「何か」と対峙する。

何かの正体を見破り、精神世界の奥底にたどり着くと、MARIの死の真相を―あの時何があったのか、自分が何をしたのかを完全に思い出す。


そして夜中に目覚めた後にBASILの部屋に向かうと様子で思いつめた様子で何かをしようとしていた彼と対面。

その瞬間、二人に付きまとっていた「何か」に取り囲まれてしまい、BASILはSUNNYと無理心中を図ろうと襲い掛かってくる。


極限の状態で逃げることも気持ちを落ち着けることも叶わず、ついにはSTRESSED OUT(ストレス過多)に陥ってしまい、攻撃の手が止まらなくなってしまう。

最後はBASILの持っていた植木バサミで右目を刺され、両者共に気絶する形で決着がつく。



  • 思い出を辿る

BASILと共に病院に運ばれる中、SUNNYは夢の中にてかつての姿の家までたどり着く。

そこで落ち着いた様子のBASILと対面し、和解。抱き合った後、家の中のクローゼットの中のおもちゃ箱の封を解き、壊れたバイオリンを回収。


そして走馬灯のように蘇る思い出を巡りながら、たどり着いた先は、リサイタルが開かれるはずだったコンサート会場(この時バイオリンは元通りに直っていく)。

そこで友達の声援を受け、ステージに登り、演奏を始めるSUNNYだったが、途中で泣き崩れてしまう。

次の瞬間WHITE SPACEに飛ばされると、もう一人の自分と最後の対峙を果たす。



  • 過去との決着

『You've caused so much suffering... yet you do nothing.』(あれほど多くの苦しみをもたらしておきながら…まだ何もしないというのか。)

『And so you've earned nothing in return.』(君に戻ってくるものは何もないというのに。)

―OMORI


OMORIは『SUNNYを真実から守る』という役割を果たすため、彼を亡き者にしようと攻撃を仕掛ける。

SUNNYも大切な友達との約束や想いを胸に応戦するも、OMORIは何度HPを0にしても倒せず、

そのたびに攻撃がより一層激しくなり、SUNNYのしてきたことを責め立てながら自身の罪に押しつぶそうとしてくる。


やがて恐怖心を煽る攻撃の前に、SUNNYはなし崩しに折れて一度倒されてしまうが、それでも屈することなく立ち上がり…




Omori Fanart

リサイタルで約束していた曲をMARIと共に演奏したのだった。




  • 全てを乗り越えた先

"I have to tell you something."(伝えなきゃいけないことがるんだ。)

―SUNNY


姉とのリサイタルを完遂させると、自らの罪と向き合う覚悟を見たOMORIは敗北を認め、SUNNYの中に還るように消えていった。

そして病院で目が覚めたSUNNYは、BASILのお見舞いに来ていた3人と会うと、姉の死の真相を打ち明ける。

過去を乗り越えたその時、SUNNYとBASILの背後にいた「何か」も、憑き物が落ちたかのように消えていくのであった…


ルート分岐

上記のシナリオはあくまでグッドエンドの場合であり、SUNNYの行動によって結末が分岐する。


OMORI

『All you'll do is make things worse.』(何をやっても事態を悪化させるくらいなら。)

『It would be better to just die.』(いっそ死んだ方がマシなんだ。)

―OMORI


最後の戦いでコンテニューしなかった場合、最後の最後で自身の心に押しつぶされたSUNNYは消滅してしまう。

結果、SUNNYの肉体を乗っ取ったOMORIは、現実世界において病院のベランダから飛び降りるのだった。



  • BASILを救うチャンスを逃した場合(ノーマルエンド)

BASILを助ける前に朝まで寝ようとした場合、BASILは一人で自殺を遂げてしまう。

チャンスを逃してしまったSUNNYは、悲しみと絶望に暮れる3人を残したまま引っ越しの時を迎えてしまうという、ある意味バッドエンドよりも後味の悪いエンディングになってしまう。

なお、寝る前に台所でナイフを手にしていた場合…?



  • 外に出なかった場合(ひきこもりルート)

KELの呼びかけに答えることなく家の中にこもり続けていた場合に進めるもう一つのルート。

ここでは現実世界パートが短縮され、母の残したToDoリストに従い引っ越しの作業を行うミニゲームをすることになる。

ノーマルルート同様、それぞれの恐怖症を乗り越えるイベントもあるのだが、結局最後は…

なお、このルートでは真実を明かすことが出来ずノーマルエンドしか見れない。





余談

・当初はOMORIと同様、主人公の性別を選択できるように制作されており、その名残はコンセプトアートに残るままであるが、その姿は髪がおさげ、下がスカートになっているところ以外はほぼ男版と変わっていない。

・SUNNYが初期に患っている恐怖症であるが、それぞれ以下の理由からと思われる。

 ・高所恐怖症:姉の真の死因から(推定)

 ・蜘蛛恐怖症&水恐怖症:かつて公園奥の遊び場の池の離れ小島にある像を見るために飛び乗ろうとしたときに急に肩に乗って来た蜘蛛にびっくりして池に落ちた事から


関連タグ

OMORI ダブル主人公 ひきこもり

OMORI(キャラクター) MARI(OMORI) AUBREY(OMORI) KEL(OMORI) HERO(OMORI) BASIL(OMORI)


窓付き :ナイフを使うのとバッドエンディングの結末が一緒

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