- ローマ帝国の第5代皇帝。
- 『フランダースの犬』の主人公。
- 『デビルメイクライ』シリーズの登場人物。
- 『ミルキィホームズ』の登場人物。 → 譲崎ネロ
- レックス・スタウトの小説の登場人物。 → ネロ・ウルフ
- 『月姫』シリーズの登場人物。 → ネロ・カオス
- VOCALOID亜種。 → 亞北ネロ
- 『ポップンミュージック』に登場するキャラ。 → ネロ(ポップン)
- 『ガンダムセンチネル』に登場する連邦軍討伐隊の量産型MS。
ネロ(ローマ帝国 皇帝)
就任当初名君と謳われていたが、我欲が強くローマを暴政の下に混乱させ、キリスト教徒を迫害したため暴君の典型とされている。
実は芸術、特に歌唱を愛しており、民衆を無理やり集めてリアルジャイアンリサイタルを開いたこともあった。しかも腕前のほどは下手の横好きレベルである。
その最後は暴政にブチ切れた国民全員に敵と見なされ逃走。途上で病に倒れ、そのまま息を引き取ったとされる。
ちなみにその最後の言葉は「世界は偉大な芸術家を失ったのだ!」だった。
強すぎた母親
なお、これほどまでに彼が歪んだ背景には、彼をも軽く凌ぐ悪辣っぷりで歴史にその名を刻む母アグリッピナの存在がある。
高すぎる教養ゆえに政治的野心を強く燃やし、かなりのやりたい放題をやらかした上、傀儡政治を企てようとしたり、自分の地位を守るために息子ネロへ近親姦を持ちかけたりと、あまりの過干渉ぶりにネロも暗殺を計画するほど。
そんなバリバリのキャリアウーマンの母親に嫌気がさし、そして政治への興味も失せたという見解もある。
キリスト教での扱い
キリスト教徒迫害の第一人者として蛇蠍のように煙たがられ、場合よっては魔王のような扱われ方をしている。
また『666の獣』をネロとする神学者も多数存在した。
やらかしたことがやらかしたことだけに、同情の余地はないが、そういうキリスト教は十字軍の遠征で散々やらかしていたりする。