概要
ウイニングライブとは、ゲーム及びアニメ『ウマ娘プリティーダービー』において、レースの勝者が行うライブのことである。本作において、目玉となる機能の一つである。
日中に行なわれるレースで勝利したウマ娘は、すべてのレースが終了した夕方以降、勝者のみが立てるステージでファンへの感謝を込めたウイニングライブを披露できる。このために、ウマ娘は歌唱力やダンススキルも磨かなければならない。ライブを疎かにすれば会長からお叱りが飛んでくる。中にはブレイクダンスを披露したり、音頭を踊るツワモノもいた。
ただし、アニメやコミックで描かれたように、地方出身のウマ娘の中には走りに光るものを見せる一方でライブのほうはド素人(トレーナーの指導不足も含めて)という者も少なくない。
基本的には1着になったウマ娘がセンター、2着・3着が両サイドという編成で行われる。後者からすれば1着に届かなかった悔しさを噛み締めながらも笑顔で歌わねばならないというハードな一面もあり、ゲーム中でもそのことに触れられる場面がある。
女子プロレスのライブパフォーマンスに近いイメージで設定された要素で、レースに向けた育成がメインとなるゲーム版『ウマ娘』においてはライブのためのトレーニングはストーリー上で軽く言及されるのみでゲームシステムとして存在せず、レースでの勝利後もライブをスキップできるという仕様をとっている。
「レースに付随するコンテンツ」という扱いに比して、そのクオリティは「ゲーム作品におけるキャラクターのライブパフォーマンス」の中でも最高峰の一角と評するに相応しいものであり、センターで歌う(あるいは勝利を逃しバックダンサーに甘んじてしまった)担当ウマ娘の姿に涙するトレーナーも多い。
育成するウマ娘がセンターを務めた楽曲はライブシアターから鑑賞可能になるため、歌も踊りも表情の一つ一つも、レースに勝って思う存分堪能しよう。
ゲームでは
それぞれのレースで使用される楽曲は異なっている。
ライブで流れる楽曲については、ウマ娘プリティーダービーの楽曲一覧も参照。
アニメでは
第1期の第1話のサイレンススズカが勝ったレースなどで流れるが、基本的には一部ないし全部カットされてライブシーンが流れることは少ない。なお、チームスピカがこのライブを苦手としていたので、カラオケでトウカイテイオーに特訓を付けてもらう回(3話)もあった。
マンガでは
ウマ娘シンデレラグレイでも行われているが基本スポコンものなんで影は薄め。
本編では中央よりもレベルが低い地方のウイニングライブが行われたが規模は小さめ。
ウマ娘が曲を用意してもいいらしくオグリキャップはカサマツ音頭を踊って話題になった。
余談
ウマ娘化もされている競走馬キタサンブラックは馬主(厳密にはその代表)がかの演歌歌手北島三郎氏であり、G1勝利後には実際に一曲歌っていた。
ウマ娘プロジェクト発表以前からのことである。
関連動画
ウイニングライブの一例