概要
ヴェルザーがまだ冥竜と呼ばれていた数百年前の魔界において彼と並ぶ最強の力を持っていたとされるドラゴン。
大魔王バーンが、ダイと超魔生物ハドラーとの戦いを見て語った過去の逸話でその存在が明らかとなった。
なお名言はされていないが、逸話の内容から、如何やらボリクスもまたヴェルザーと同じく知恵あるドラゴン族であった可能性だったと思われる。
竜族の覇権を争っていた両者は雌雄を決する為に壮絶な戦いを繰り広げ、最終的には敗北し絶命。戦いを制し勝者となったヴェルザーは以降、冥竜王を名乗る事となる。
ちなみにその異名から雷属性の力を操る事ができるドラゴンだったのではないかと推測されるが、詳細については謎に包まれている。
余談
実力が伯仲していた両者の戦いでその戦場はただ立っているだけでも命が削られ、近付く者はことごとく焼き尽くされる灼熱地獄と化したとされており、両者の戦いは“真竜の戦い”という名で呼ばれ、伝説として魔界で語り継がれているが、仮にもヴェルザーの使い魔であるキルバーンはこの戦いについては知らなかった様だ。