「ベルのオリジンがまさかこんな辺境のド田舎にいるダッサい小娘だなんて誰も思わないって!」
「アカウント50億の中からたった一人を探し出すなんて無理だよ!」
概要
すずの通う高校の同級生で、彼女と最も近しい友人。愛称は「ヒロちゃん」。物理部所属。
すずの音楽の才能を見込んで世界的インターネット仮想空間『U』を彼女に勧め、すずが「Belle」として『U』で世界的人気を得ると、彼女の活動をプロデュースを担当する。
本作の主人公の相棒にあたり、演者の幾田りらが初めて演じたキャラクターである。
人物像
すずとは対照的に明朗快活且つポジティヴ思考な性格で、ベルが名声を得るとプロデューサーである自身の功績を自画自賛するナルシストさがある。また皮肉屋で毒舌な一面もあり、親友のすずを「隠キャ」と揶揄したり、人気者には必ず裏があると睨む疑い深さと腹黒さも見せる。劇中では竜のオリジン候補にイェリネクやスワンなど、複数人の著名人を挙げていた。
実家は代々地元の銀行を取り仕切っている名家。物理部所属故に生粋の機械オタクで、モニターがいくつもある大型コンピューターを所有している。物語当初は自宅の応接間を拠点地にしていたが、後に両親からその応接間の使用を禁止され、以降は廃小学校(すずの母校)の教室を使用するようになった。
学校の初老の物理教師である寺田先生に好意を抱いており、スマホの待受画面を彼の画像にしている(所謂枯れ専)。すずにそのことを指摘された際は、赤面してたじろいでいた。
ヒロちゃんAs
丸い帽子のような頭部を持つ下半身のない妖精のような見た目をしており、カラーリングは白とピンク、水色を基調としている。こちらはオリジンと違い眼鏡を掛けていない。
正式なアカウント名は不明だが、劇中ではこの名称が使用されている。ちなみにこの姿では、すずのことをAs名である「ベル」と呼んでいる。
上記のようにベルのプロデューサーを務めているが、その能力は恐らく『U』の機能の一つである「Asのオリジンとなる人物の隠された潜在能力を引き出す」システムによって備わったものと思われる。
ベルと竜が交流するようになってからは、竜と従者である人魚AIたちの面倒を見るようにもなった。
関連タグ
佐久間敬、多々良(バケモノの子)…主人公の相棒ポジションの先輩。皮肉屋で快活な性格も共通。