「漆黒の闇より出でし赤き槍!」
「ブラック・レイ・ランサー!」
概要
ブラック・レイ・ランサーは、『遊戯王ZEXAL』に登場する闇属性・獣戦士族のエクシーズモンスターである。
OCG効果テキスト
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/闇属性/獣戦士族/攻2100/守 600
水属性レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する事ができる。選択したモンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にする。
解説
神代凌牙が使用するランク3のエクシーズモンスター。No.17リバイス・ドラゴンを失った後、主力モンスターとして使用している。
1ターンに1度、エクシーズ素材を1つ取り除くことで、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の効果を無効にする効果を持つ。
表側表示限定であるため、リバース効果モンスター相手には無力。
攻撃名は「ブラックスピア」、効果名は「パラライズ・ランス」。
OCGでは
アニメにおいてはエクシーズ召喚するにあたって属性の制限はなかったが、OCG版では水属性に指定された。
これにより、アニメで素材にしていたスカル・クラーケンが使えなくなった。また、バハムート・シャークも水属性限定になったのでこちらも特殊召喚不可能になった。
一見召喚しにくそうだが特殊召喚効果を持つシャーク・サッカーやハンマー・シャーク等を併用すれば、簡単にエクシーズ召喚できる。
カッター・シャーク、ランタン・シャークの登場により特殊召喚はさらに容易になった。
効果は悪くないのだが、起動効果なのでチェーン発動できない点と2100という攻撃力の低さがネックであり、総合的な使い勝手はイマイチ。
それ以上に問題なのが、素材制限と自身の種族・属性が噛み合っていない事。
原作再現の面でも不遇極まりなかったのだが・・・・・・。
アニメでの活躍
初登場時は2度目の九十九遊馬戦。この効果によって、No.39希望皇ホープが持つナンバーズ特有の「『No.』と名の付くモンスターによってしか破壊されない」効果、および攻撃無効化能力を封じ、戦闘破壊に成功した。
遊馬と凌牙が組んだタッグデュエル時には、死者蘇生で遊馬のフィールドに蘇り、魔法カード「アーマード・エクシーズ」による2回攻撃で相手に止めを刺した。
因みにアニメに登場する前までは、EDでホープと対峙していたためナンバーズと思われていたが、実際は普通のエクシーズモンスターであった。
当初はナンバーズ戦でも投入されていたが、凌牙が新たなナンバーズであるNo.32海咬龍シャーク・ドレイクを入手してからはそちらに出番を奪われがち。
先行1ターン目に呼び出されて返しのターンに破壊されるというかませ犬的な場面も多いが、最終戦に至るまで使われ続けている。
また、使用カードの多くが変わった漫画版でも登場。
バハムート・シャークの効果で直接特殊召喚された。
派生カード
『デュエリストパック-神代兄妹編-』にて満を持して登場した、ブラック・レイ・ランサーのFA(フルアーマード)形態。
『ETERNITY CODE』にて新たに登場した、ブラック・レイ・ランサーに連なる上位モンスター。