概要
- 体長:66メートル
- 体重:6万1千トン
カオスジラークの一件で人間の感情に興味を持ったカオスヘッダーは、多数の人々を捕えて精神を分析。
その末、狩野良一という会社員の男性に取り付く。意識を乗っ取られていた彼は顔に歌舞伎の隈取のようなアザが浮かび上がり、手から強力な念動波、両目から怪光線を放って捜索に来ていたムサシ隊員を攻撃。また、初めて人間との会話が可能になった事で、自分たちがカオスヘッダーと呼ばれている事を知った。
しかし助け出そうと遠出してきた息子・正太の呼びかけで良一は正気を取り戻したため、カオスヘッダーは良一の体から分離し実体化。
それは禍々しい巨人のような姿をしており、怒りと憎しみの感情を学習したことで単独で実体化した実体カオスヘッダーと呼ばれる存在であった。
片手でコスモスを持ち上げるほどのパワーを持ち、目からの破壊光線、手からのクローキーバリアーと超強力波動クローキームーブが武器。また、ルナモードのコスモスに爪を突き立てて能力を分析した(後にカオスヘッダーがルナエキストラクトへの耐性を得たのはこれが原因と思われる)。
コスモス・コロナモードさえも圧倒し、チームEYESのテックサンダーによる援護攻撃も全く通用しなかったが、分析に利用していた良一と正太が再会を果たした様子を目撃し、彼らが持つ親子の愛情と優しさという感情が理解できずに自己崩壊を起こしたところに、ネイバスター光線を浴びて爆破された。