概要
本作のメインヒロインであり、主人公・ケンシロウの恋人。
文明崩壊後、ケンシロウとともに旅立とうとしていたところを南斗聖拳(南斗孤鷲拳)のシンの襲撃を受け、彼らに誘拐される。
誘拐後は、シンに宝石やドレスといった様々な貢物を差し出されるが、彼に心を開こうとはしなかった。そこでシンは、彼女のための国「サザンクロス」を建国し、今度こそ彼女の心を開かせようとするが、ユリアはそのために多くの命が奪われていることを悟り絶望し、城の高台から身を投げてしまう。
その後はしばらく死人として扱わえれていたが、後に南斗五車星「山」のフドウの口より、彼女が存命であること、また、南斗聖拳の正統血統者であり南斗六聖拳・最後の将の正体であることが明かされる。
能力
南斗正統血統と呼ばれているが、彼女自身は拳法が使えない。代わりに、相手の傷を癒す不思議な能力を持ち、自身を誘拐したラオウやその配下の者たちの傷を癒すなど、
人間関係
作中、多くの人物から恋慕されており、前述のケンシロウ、シンに始まり、北斗四兄弟であるラオウ、トキも彼女に恋心を抱いていた。
(もっともラオウはそれが愛だと気付くまで長い時間を要した)
旧劇場版ではジャギもユリアを想っていたような台詞も存在する。
南斗五車星の一人、「雲」のジュウザとは、幼い頃からの付き合いで、ジュウザは彼女に恋心を抱いていたが、異母兄妹であることを知り絶望し、以降は無頼の生き方を選んだ。
また、実の兄としてリュウガがいるが、彼は「天狼星」の宿命の下に生まれた為、南斗聖拳を継承していない。