「ハッピーバースデイ・トゥ・俺〜!ヒーヒヒヒヒー!年の数だけキャンドルを燃やせ〜!」
CV:島田敏
データ
- 登場話:Episode.40「ゴールドバッヂ・エデュケーション」
- 身長:不定形(本体)/244cm(フレイムギア、超LLサイズフレイムギアは全長:54m、全幅:19m)
- 体重:不定形(本体)/144kg(フレイムギア、超LLサイズフレイムギアは重量:5550t)
- 出身地:パイロウ星
- 罪状:23件の惑星放火を含む合計4170件の放火の罪
- ジャッジメント:デリート許可
概要
体そのものが炎と酷似した性質を持つパイロウ星人のアリエナイザー。
特キョウ指定アリエナイザーであり、エージェント・アブレラが作った特殊スーツ「フレイムギア」を装着し、放火現場ではフレイムギアを脱ぎ捨て炎となって暴れ回る事から、火災現場で燃えている普通の炎と区別がつかない。
そのため、長年正体を知られることなく放火事件を繰り返してきた。
非常にハイテンションな性格で、自分の誕生日が近づくと建物をバースデーケーキのろうそくに見立てて放火し暴れ回る。
両腕の銃からは「ジェットインフェルノ」などの強力な火炎技を出す。
パイロウ星人は基礎体温が2500度と極めて高温で、熱血漢な性格の持ち主が多い。
高温な惑星のパイロウ星には、冷たい食べ物はあり得ないという。
劇中での活躍
地球に来てから放火を繰り返して暴れており、テツの上司であるリサ・ティーゲル/デカブライトも性質を利用した不意打ちを喰らわせて翻弄。
だが、逃走する途中で怪我をさせた少女の証言からデカブレイクにパイロウ星人であることを気づかれ、不意打ちを見破られてカウンターを受けてしまう。
窮地に陥ったため、アブレラが特注で作った超LLサイズフレイムギアに乗り移って炎の威力を上げ、「バーニングインフェルノ」等の強化された炎技で暴れ回る。
だが迎撃に現れたデカウイングロボは、バンの「こんなもんちっとも熱くねえ! なぜなら俺たちの心の中には、正義っていうもっと熱い炎が燃えているからだ!!」という超精神論でバーニングインフェルノを正面突破。
その鉄拳を食らって吹き飛ばされてしまい、さらに宇宙空間へと放り出されてしまう。
最後には「23件の惑星放火を含む合計4170件の放火の罪」でジャッジメントを受け、判決は当然のごとくデリート許可。
フレイムギアをデカウイングキャノンのファイナルバスターで破壊され、自分は超低温の宇宙空間に放り出されてデリートされた。
「寒い……消えるぅぅぅ……」
余談
声を担当した島田敏氏は『忍風戦隊ハリケンジャー』にてサタラクラの声でレギュラー出演しており、スーパー戦隊シリーズへの出演は2年ぶり。また、本作のEpisode.24にてバリス星人アッティカ・アルパチの声を担当している。さらに2年後の『轟轟戦隊ボウケンジャー』では邪悪竜ターロンの声を担当した。