概要
2021年公開の映画『閃光のハサウェイ』から生まれたネタ。
発端は、劇場公開に先駆けてYouTubeで公開された本編冒頭の映像。
マフティーを名乗るテロリスト集団がハウンゼンに乱入し、乗客がパニックを起こす中で、リーダー格の男かぼちゃマスクが銃を乱射しながら「悲鳴を上げるな・・・神経が苛立つ!」と言い放つシリアスなシーンがあるのだが、YouTubeの自動字幕の能力が低いせいで、字幕をONにすると
「陰茎が苛立つ」
という、低俗なセリフに変化してしまう。
これがTwitterで話題となり、偽マフティーを象徴するネタとして定着してしまった。
それ以前から、性的な興奮を表すネットスラングとして「ちんちんがイライラする」という表現が存在したこともあり、ハイジャックという犯罪行為(しかも同時に乗員・乗客を何人も殺している)の最中に、およそ似つかわしくない生理現象を起こしていると捉えられ、あまりのギャップが笑いを生んだのである。
なお、余談になるが実はこの陰茎が苛立つ現象、性的興奮を覚えたときに発生すると考えられがちだが実は様々な心理的要因によって発生する。それ故に「武士たる者、戦場ではダラリと垂れ下がっているようでなければならない」という戦場においても平常心でいることを説いた言葉が残っており、また逆に極度の緊張にあると縮こまってしまうのでガンダム界には新平のそれを諫めた野獣も存在している。
どっちにしても苛立っているようではだめだということである。