演:ベン・キングズレー、声優:麦人
概要
映画『アイアンマン3』に登場したヴィラン・マンダリンの正体。
自らが支配するテロ組織「テン・リングス」による世界各地での爆破テロを「教育」と称し、アメリカ合衆国を始めとする西側諸国を恐怖と不安に陥れた。
その実態は、アルドリッチ・キリアンにスカウトされ、マンダリンを演じていたただの役者である。
犯行声明の映像では恐ろしい雰囲気だが、キリアンが作った脚本通りに演じていたに過ぎず、彼自身に政治的・思想的な野望はなく、加担している犯罪組織への忠誠心もない。
自分の命が第一のヘタレで、トニー・スタークが目の前に現れた時はすぐに自白した。
劇中での活躍
アイアンマン3
「テン・リングス」のリーダーとして世界各地に犯行声明映像を配信する。
が、トニーとジェームズ・ローズがアジトに乗り込んできたため、あっさりと正体と、黒幕がキリアンであることを白状する。
そのときは、キリアンがあてがった娼婦とイチャついていた。
最終決戦後は連邦刑務所に投獄された。
王は俺だ
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の映像特典に主役として登場。
シーゲート刑務所で、自前の演技力で他の囚人たちと仲良くなり、それなりに収監生活を送っていたところ、ある男によって脱獄させられる。
男は、本当のテン・リングスの使者だと名乗った。
それから9年が経った……
シャン・チー/テン・リングスの伝説
『王は俺だ』で自らを脱獄させた男によって、本物のテン・リングスのリーダーであるシュー・ウェンウーの元へ連れていかれていたことが判明。
組織とそのリーダーの騙った罪で処刑されそうになるが、道化の演技をしたことで命だけは取られず、それ以来、毎週ウェンウーのために芝居を披露している。
仕事の時以外は、牢獄の奥に設けられた私室で過ごしており、そこにいつからか現れた神話の村ター・ロー(シャン・チーたちの母イン・リーの故郷)の生物・モリスが唯一の話し相手。
ター・ローへの道が分かるモリスの言葉がわかるので、通訳としてシャン・チー達の仲間になった。
幼い頃に見た映画『猿の惑星』の猿たちを特殊メイクをした人間ではなく、本物の猿だと思い込んでいるなど、世間ずれしていない独特の感性を持っている。