哲平(原神)
てっぺい
CV:不明
人物
ゴローや珊瑚宮心海率いる抵抗軍の兵士。「目狩り令」撤回を目指し幕府と戦っている。
志は高いのだが、彼自身は神の目を授かっていないこともあり実力は今一つ。
雷電将軍に指名手配され、抵抗軍と接触を図ろうとしていた旅人と偶然にも出会い、彼/彼女にゴローを紹介する。
旅人とは抵抗軍の同志として互いに切磋琢磨する良きライバルだったのだが…………。
以下、魔神任務第2章第3幕のネタバレ
短期間に抵抗軍の一部隊を任せられるほどになった旅人に少し遅れ、彼もまた急に手柄を上げ始め、一気に部隊長に出世する。
それと同時に髪の毛が白くなりだしたりと彼の身に異変が起こり始める。
全てはファデュイの仕業だった。ファデュイは神の目の模造品ともいえる「邪眼」を量産。自らを支援者と偽って抵抗軍にばらまき、この内戦を利用して邪眼の実験をしていたのだった。
邪眼は絶大な能力と引き換えに使用者の命を削り体の老化現象などを引き起こす。哲平の異変も彼がそうとは知らずに邪眼を手にしたのが原因だった。
このことに気付いた心海たちは急いで兵たちが手にした邪眼を回収する。多くは大事に至らなかったが、一部の兵はすでに手遅れだった。
そして、哲平もその「手遅れ」の一人だった。
旅人が急いで彼の元に向かうが、彼はもはや自力で起き上がることもできず、その顔は皺だらけの老人と化していた。
「やっと君に……追いついたと思ったのに……ははっ」
親しかった哲平の無残な姿に旅人は激怒、ファデュイの工場に乗り込んでいく。
しかし、怒りに我を忘れていた旅人は、最奥で待ち構えていた「散兵」スカラマシュの挑発にさらに激昂し、部屋に張られた罠にかかり倒れてしまい、八重神子に助けられる羽目になる。
劇中、ここまで旅人が怒り狂ったことはこれまでなく、それだけ哲平の存在が大きかったことが窺える。
哲平が最終的にどうなったかは明言されていないが、劇中の描写などから、やはり治療が間に合わず死亡した可能性が高い。
しかし、雷電影との最後の戦いで旅人に力を与えた
「『目狩り令』を……廃止してほしいです！」
という「願い」、それは確かに哲平の声だった。
志半ばで斃れてもなお、彼は戦友と共に最後まで戦ったのだった。
